キャロット&東サラで一口馬主やってます。主な活躍馬:レイズアスピリット、クルミナル、ストライクイーグル、ヴァイトブリック、レッドベルジュール、ククナ、レッドベルオーブ

さいぱんの一口馬主ブログ

[ビオグラフィア] 3歳6月 デビュー戦&2戦目 芝14着デビューからダートで変わり身を見せて5着

3歳馬ビオグラフィア

ようやくのデビュー戦と中1週で臨んだ2戦目の競馬を振り返ります。

まずデビュー戦となった5月23日の新潟6R 3歳未勝利・芝2200m

初登場の馬体重は496キロ

見た目・・太すぎる(笑
まぁ育成時から見た目はずっとそういうシルエットでしたが、いざパドックでもそのまま出てきたというような感じでこれで走れるのかなと。

代替開催と雨の影響で荒れた新潟の芝。
6番枠からまずまずのスタートを決めますが、鮫島駿騎手、荒れた馬場を嫌って外々に持ち出していきます。

1コーナーまでの入りが悪くなく、追走に苦労しなければ初戦から見どころがありそうと思いましたが、3コーナー手前から手応えが怪しくなり直線では一杯に。

同じくデビュー戦だった馬と最後接戦になっての15頭出走中の14着。

初戦は厳しい結果となりました。

21/5/23 松下厩舎
23日の新潟競馬ではスタートして外目に進路を取りながら中団につけていくが、3コーナーあたりからすでに手応えが鈍く、直線は後方に下がってしまい14着。「いい競馬とならず申し訳ありませんでした。ジョッキーの話では『まだ気持ち重たい感じはしましたが、今日に関してはとにかく馬場の方が堪えた印象で、初戦からかわいそうな競馬になってしまいました。ただ、いい馬だと思いますし、きれいな馬場ならまた違ってくるはずです』とのことで、荒れた馬場を気にして最後は止まってしまいました。残念な結果となりましたが、一度使ってまた変わってくる部分もあるでしょうから、また次で巻き返したいです。続戦させるかどうかはレース後の状態をしっかりと確認してから判断していきます」(松下師)
体つきを見てもまだ少し余裕がありましたし、実戦に行くと荒れた馬場が堪えて思うような走りができませんでした。厳しい条件でのデビューとなりましたが、調教でいい動きをしているように素質は感じさせてくれる馬ですから、次走での変わり身に期待したいと思います。
キャロット公式より

まぁ敗因としては馬場もあったと思いますが、とにかく馬体かなと思えたのでノーカウントでいいなと思いました。

距離的にも2200はどうだったんだ?というのもありましたが、ここを使っての次が大事だと切り替えました。

21/5/26 松下厩舎
26日は軽めの調整を行いました。
「先週の競馬は申し訳ありませんでした。荒れた馬場がどうかと思っていましたが、残念ながら悪い方に出たようで、最後はやや一杯になってしまいました。ここまで曳き運動で様子を見ていますが、幸い脚元など馬体へのダメージは特になさそうです。明日から乗り出してみて、問題なければこのまま在厩で続戦させるつもりです」(松下師)
21/6/2 松下厩舎
2日は栗東坂路で追い切りました(55秒5-39秒6-25秒5-12秒7)。
「乗り出してからも反動はなく、今週から使うつもりで今朝は鮫島駿騎手を乗せて追い切りました。中1週と間隔が詰まりますし、気合いを付ける程度に終いだけサッと伸ばしていますが、引き続き馬の状態は良さそうです。ただ、当初は土曜の芝2000mと考えていたところ、水曜午後の想定では除外対象。先週の同条件の番組が9頭立てだったので、これはちょっと予想外でした。前走内容から今回は距離を短縮したいと思っていたのですが、翌週だと芝の中距離は2200mになります。いつ出られるか分からない芝のレースに向けて追い切りを重ねるのもどうかと思い、このタイミングで一度ダートを試すことにして、日曜の1900m戦に向かわせていただきます。前走が荒れた馬場を気にしていましたし、適性については何とも言えないのですが、この条件替わりがいい方に出てくれればと思います」(松下師)
6日の中京競馬(3歳未勝利・ダ1900m)に鮫島駿騎手で出走を予定しています。
キャロット公式より

レース後は在厩で続戦で中1週で6月6日の中京のダート1900戦へ。
ルーラーシップ産駒でダート替わりは良いように思いますが、上がダートで走っていないのは気になるところでした。

中間の時計は直前の坂路1本で、55秒5-12秒7とサッと伸ばしたという程度。
これで馬体がどれくらい絞れるだろうと思っていたら、レース当日には18キロ減478キロになりました。

見た目には前回より明らかにスッキリとよく見えましたが、それでもまだお腹周りに余裕があるように見える身体つき。

それでもこの馬体ならと期待を持てる仕上がり。

2番枠から少しモタれるようなスタートになりますが、二の脚悪くなく前々へ。

キックバックを嫌がる素振りはありましたが、1コーナーを5番手で回ると口を割るような行きっぷり。

向こう正面で後方からのまくりなどレースは動きましたが、内ラチを淡々と進めると3コーナーから4コーナーで持ったままの抜群の手応え。

これはもらったかと直線に向きますが、先行した3頭の外側2頭の間を狙いますが、上手く蓋をされて間を割れず。

外に持ち出して追われますが、そこからは伸びを欠き。
それでも『5着』入線で、なんとか優先権を確保してくれた2戦目でした。

21/6/6 松下厩舎
6日の中京競馬では行きたがるのをなだめながら好位を追走。勝負どころから直線へと手応え良く進むが、前が狭くなったことで外へと進路を切り替えるロスがあり、その後は差を詰め切れず5着。
「スムーズさを欠くところはありましたが、2戦目で前進してくれましたね。ジョッキーは『ダートの方が合っていると思います。初戦が追走で苦労していたので今日は意識的に出していきました。その分だけ道中は噛んでいましたが、これで次はもっと楽に前へ行けると思います』とのことで、次につながる内容のレースをしてくれました。しっかりと仕上げて使った後なので、まずはレース後の状態をよく確認していきます」(松下師)
直線へ向かうところまで持ったまま余裕の手応えで、勝利を意識したほどでしたが、窮屈な場面もあり前との差を詰められませんでした。ただ、ダートで変わり身を見せてくれましたし、スムーズなら次走はさらに前進を期待できるのではないでしょうか。この後はトレセンで馬体を確認してから検討していきます。
キャロット公式より

栗東坂路で51秒台で走れる馬がノーチャンスなわけがないと思っていましたが、とりあえずは2戦目でしっかりと変わり身を見せてくれたのは良かったです。

道中の行きっぷりもよく、コーナーでの手応えからは勝ちを期待しましたが、上手く寄られたとはいえ間を割ることができなかった、切り替えして伸びてくることができなかったことを考えると、1900でも長いのかなという印象でした。

21/6/9 松下厩舎
9日は軽めの調整を行いました。
「先週の競馬は申し訳ありませんでした。狭くなって進路を外へ切り替える場面はありましたが、それでも初戦から変わり身を見せてくれました。当初は放牧に出すことも考えていたのですが、思ったより疲れもなく元気なので、このまま在厩で進めていくことにします。今のところ中2週で阪神に使っていくつもりです」(松下師)
26日の阪神競馬(3歳未勝利・ダ1800m)もしくは27日の阪神競馬(3歳未勝利・ダ2000m)を目標にしています。
キャロット公式より

レース後はさらに在厩で続戦。

中2週、宝塚記念の週のダート戦。
1800か2000かということですが、距離的には1800にしてもらいたい。ですが相手関係を見てということもあるので陣営の良い判断を期待しましょう。

デビューが3歳5月と遅くなりましたが、2戦目を終えて勝ち上がりのチャンスがない馬とは思いませんので、なんとか勝ちを掴み取れるように頑張ってもらいたいと思います。

  • B!