5歳2勝クラスのアップライトスピン。
先週土曜日の中山・野島崎特別に出走しましたが1番人気6着でした。
中央競馬では去年の12月以来の現地観戦をしてきました。
馬体重は478キロと前走から2キロ増も中間493キロからはやっぱり減るんだなと。
まぁ毎回のことなので普通のことと捉えてますが。
無駄な仕草もなく落ち着いて周回をしていました。
パドックに鞍上のルメールの姿はなく、返し馬へ。
課題のスタートはどうなのか。最内1枠1番からのスタート。
出はちょっと怪しい体勢(笑
しかし二の脚がついて先団へ。
ラチ沿いから4番手でレースを進めていきます。
向こう正面でも5番手と前々で運び、隊列は縦長も1000m通過が61秒とスローペース。
位置取りを考えても直線でしっかり脚を使えればと力の入る展開。
いい形で持ってきてと思っていたら、前、横が壁になって思うように追い上げられずに直線へ。
直線に入っても前、両サイドびっしりとでルメール騎手も追う格好はしていますが、どう見てもノースペース。
この写真では開いてるように見えるけど、実際にはノースペース。
結局、進路がないままゴール板を通過。
『6着』でのゴールとなってしまいました。
直線回ってきただけなので涼しい顔に見えます。
ルメールさん、自分の出資馬に乗るときこんな競馬ばかりなのは気のせい?(笑
21/4/10 池上厩舎 |
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10日の中山競馬ではまずまずのスタートを切り好位のインを進む。そのまま勝負どころから直線へ向き、間を突こうとしたが伸びが見られず7着。 「ゲート練習の効果があったと思える様子で、その甲斐あって比較的スタートも良かったです。それによってポジションも前目を取ることができましたし、折り合いがついて道中の感じも良さそうでした。しかし、スムーズな競馬ができませんでしたね…。枠順発表を見て嫌な予感はしていたのですが、悪い予感が的中してしまいました。ルメールジョッキーも“勝負どころからスムーズに走らせてあげられませんでした。馬自身も狭いところを気にしているのか、自分からハミを取って間を割っていくような感じもありませんでした。外からスムーズな競馬ができていれば…”と申し訳なさそうに言っていました。ここまで戦ってきている馬たちのことを考えると何とかこの馬もいい結果をと思っているのですが、なかなかうまく行かず悩ましいですし、申し訳なく思っています。ただ、今日は取り組みの効果が見られた一戦でしたし、敗因は能力足らずということではありませんから、何とか気持ちを前に向けていきたいです。今後についてはゲートの取り組みのあとということもあるので無理はしないつもりですが、レース後のダメージ具合を見て最終的にどうするか相談させてください」(池上師) この中間はゲート練習に充て駐立時の問題改善に取り組んできました。完全に克服したというわけではなかったものの、実戦では我慢ができていたので効果があったように思います。しかし、終始囲まれ、直線へ向くときも追い出しを待たされるシーンがありました。前が開いても窮屈になっていましたし、かなり苦しいものがあったのではないかと思います。非常に残念ではありますが、現級で上位という思いに変わりはありませんので、次走以降でこの悔しさを晴らしてもらえたらと思っています。 |
キャロット公式より |
レースに関してはスムーズな競馬ができなかったことに尽きるかもしれません。
ここまでわずか12戦ですが、後の重賞馬、G1馬と接戦をしていることからこのクラスで能力が足らないということはないでしょう。
しかしアップライトスピンが2勝クラスに留まっているのは、どこに原因があるのかと考えれば、5歳になってようやくゲート縛りを行ったりだとか、直近で3戦連続で中山を選んでしまうレース選択、枠順に関しても最内で嫌な予感がしたのならばしっかりとジョッキーとレース前に確認をすればいいと思いますが、そういったことはせずに後手後手で対応しているだけということが今の状況に現れていると思います。