5歳馬アップライトスピン。
中山10R・富里特別に出走しましたが1番人気に推されるも6着でした。
21/2/27 池上厩舎 |
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27日の中山競馬では立ち上がるような形になり出遅れ。後方から進めて勝負どころから進出を図り、直線で脚を使うが前も止まらず6着まで。 「中間の調整は順調に進みましたし、気配も良く、何とか出来るのでないかと思っていました。開幕週とあってこれまでのレースを見ていると前残りが多い印象があり、ゲートにやや不安のあるこの馬にとっていい傾向とは言えなかったのですが、五分に切れさえすれば対応できると見ていたんです。レース前にも練習して問題なかったのですが、実戦になるとガタついて出遅れてしまいました…。最後入れの馬が入る前から前脚が浮いていたようにも見えますし、落ち着いて駐立できていませんでした。遅いにしてもせめて2着馬のポジションで進められていればいくらか違ったのでないかとも思うのですが、あのスタートと進みでしたからね…。そして、少頭数とは言え外枠であれ以上外を回すわけにもいかなかったことから後手に回ってしまい、脚を使っているものの前も止まらずという形で負けてしまいました。敗因はスタートに尽きますが、練習では何もしないだけに悩ましいです。牡馬混合でも今日のメンバーなら十分勝ち負けになると思えただけに悔しく、また応援いただいている皆様には本当に申し訳なく思っています。できることならこのまま次へ向かいたいと思っていますが、レース後のダメージの度合いをしっかりと確認してから慎重に判断していきます」(池上師) 前走はあと少しというところで勝ち馬の強襲に遭い2着に惜敗してしまいました。その時の悔しい思いをここで晴らすことができればと思い臨んだのですが、いい雰囲気だったにもかかわらずスタート直前で駐立が悪くなり、重心が後ろにかかっているときにスタートが切られて立ち遅れてしまいました。少頭数とは言え後手に回り、しかも前半1000m62秒台というスローペースだったことから後方に位置した本馬にとってかなり厳しい戦いになってしまいました。今日はスタートに尽きると思えるだけに巻き返す余地はあると思いますし、このままリベンジへ向かいたいところですが、疲れの出やすい背腰に負担がかかるようなスタートの切り方をした後ですから、精神面を含めてよく確認したうえで検討していきます。 |
キャロット公式より |
馬体重は476キロで前走からマイナス4キロ。
毛刈りを行ったという馬体は、映像越しだと光の加減もあるのか芦毛のように見えました(笑
スタートをまずまず出て、内の出方を見て進めていければ理想的。
と思っていましたが、ゲートが開いて立ち上がるような格好で出遅れ・・1コーナーでは9頭立ての8番手で入ることに。
向こう正面では少頭数のわりには縦長の隊列。
ただ、流れが速いようには見えなくて先頭の残り1000の通過が50秒くらい・・残り800の1000m通過が62秒3。
なのにポジションが8番手のまま変わってなくてこの時点でもう無理だと悟り。
4コーナーでは大外をぶん回して追い込んできますが、前も内も止まらずに『6着』でゴール。
レース上がりが34秒0で、あの位置ではどうやっても勝てません・・。
スタートの出遅れは仕方ないにしても、その後なにもなくあの位置で進めたのは本当によくわかりません・・。
勝負が遅いというイメージがある騎手でしたが、まさにその通りの騎乗で、あのペース、開幕週の馬場で大外を回らされたらノーチャンスでした。
この内容なら当然続戦するべきだと思いますが、陣営は相変わらずの慎重姿勢。
これで放牧の判断ならばもうさすがにもう1つ勝たせることは無理なのかなと思ってしまいます。