3歳未勝利のスクウェアセイル。
5戦目の競馬で小倉ダート1700の連戦となりましたが、1.5倍の1番人気に推されるも『13着』と大敗を喫してしまいました。
21/1/28 坂口厩舎 |
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27日、28日は軽めの調整を行いました。 「先週の競馬は申し訳ありませんでした。あとは流れひとつだと思いますし、次こそはなんとかしないとという気持ちです。レース後は今のところ目立った疲れは見せていませんが、今週一杯は様子を見させていただき、このまま使うかどうか決めたいと思います」(坂口師) |
21/2/4 坂口厩舎 |
3日、4日は軽めの調整を行いました。 「この中間乗り出してからも特に気になるところはなく元気いっぱいです。状態も変わりなく安定していますので、来週の小倉を目標に週末ぐらいからペースを上げていこうと思っています。鞍上は引き続き吉田隼騎手に依頼しています」(坂口師) 14日の小倉競馬(3歳未勝利・牝馬限定・ダ1700m)に吉田隼騎手で出走を予定しています。 |
21/2/10 坂口厩舎 |
10日は栗東坂路で追い切りました(53秒8-38秒8-25秒4-12秒8)。 「先週は金曜に坂路で単走でサラッと時計を出し、今朝併せてある程度強めに追い切りました。輸送もあるので無理はさせていませんが、楽に好タイムが出ていますし、順調に来ています。馬体重も昨日の段階で450キロなので、前走と変わらない馬体で出走できそうです」(坂口師) 14日の小倉競馬(3歳未勝利・牝馬限定・ダ1700m)に吉田隼騎手で出走を予定しています。 |
キャロット公式より |
中間の様子は金曜から時計を出して、水曜に併せ馬の坂路2本。
水曜は坂路では終いは相変わらず時計がかかるものの全体としては自己ベストの時計を出して仕上がりは悪くないのかなと思いましたけどね。
馬体重も前走から4キロ増の448キロ。
しがらきで450ということだったので、輸送で極端に減ることもなく馬体も維持できていました。
前回は同条件の不良馬場、1枠1番から逃げての2着。
今回は良馬場、8枠16番と大外とスタートは難しい状況になってしまいました。
スタートは好発。
押さずにジワーッと前目に付けていきますが、内の馬たちの主張もあって1コーナーはラチから5頭目を回らされることに。
向こう正面の中ほどで少し前のペースが上がった?時に遅れるような格好となり、鞍上の吉田隼人騎手が押してポジションをキープしますが、その反応がイマイチ良くない。
600を切って3コーナー、4コーナーでは前を捉えに動き出しますが、楽な動き出しではなくすでにムチが入る一杯一杯な状態。
ポジションが上がらずに直線では4番手で迎えますが、すでに脚が上がった状態で余力なし。
結果『13着』と大敗を喫することになってしまいました。
21/2/14 坂口厩舎 |
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14日の小倉競馬ではスタート良くジワッと行き脚を着けて好位につける。そのまま4コーナーを回るが、大外枠ということもあり終始外、外を回らされる展開で、直線半ばでは余力なく13着。 「人気に応えることができず大変申し訳ありません。大外枠からの競馬で、位置を取りに行くのに前半は1頭かなり外を回らされましたし、その分最後は厳しくなったのだと思います。馬の状態は決して悪くなく、前走と同じレベルで出走できていますが、それにしても負けすぎの印象はあります。ジョッキーによるとほとんど手前を替えずに走っていたとのことで、そのあたりも結果に影響したのかもしれませんし、まずはしっかり馬の状態をチェックしたいと思います」(坂口師) ここまで堅実に上位争いをしてきて、断然の1番人気に推された一戦でしたが、最後は一杯になってしまいました。大外枠が堪えたことが一番でしょうが、疲れも出ているのかもしれませんから、この後は一度放牧に出してリフレッシュさせる予定です。 |
キャロット公式より |
大外枠から外を回らされたことや、馬の状態は前走レベルだったとしても格好を付けられないくらいの負け方でしたから判断が難しいところですね。
鞍上のずっと右手前で走っていたというコメントもあったように、続けざまの小倉遠征で見えない疲れがあったのかというあたりに敗因を求めることになりますかね。
個人的には良馬場に変わったことによるダート適性そのものという気がしないでもないですが、かといって芝のスピード勝負に対応できるかというと坂路の時計からそうも思えないというちょっと難しい状況ですかね。
まぁ去年末の仕切り直しからスムーズに行ったとは言えない臨戦過程もあったので、いったんリフレッシュされて次に期待をしたいところです。