5歳2勝クラスのアランブレラです。
日曜中山9R・白井特別(芝1800)に横山武史騎手で出走します。
20/8/4 NF天栄 |
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トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。 「これまでの調教を継続するように、日を選んでしっかりと動かすようにしています。ガラッと変わった感じはまだないですが、本数を重ねながら中身を良くして競馬へ向かっていけるようにしたいです。先日、尾関調教師が来場されたので現状をお伝えし、そして、上手く行けば9月の中山開催での出走を目標にしていきたいという話をさせていただきました。馬体重は578キロです」(天栄担当者) |
20/8/11 NF天栄 |
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン13~15秒のキャンター調整を取り入れています。 「次開催での出走を目標にしていくため、この中間の調教からさらにピッチを上げ始めています。日によっては3ハロン40秒の時計も出しながらより良い負荷をかけ、少しでもいいコンディションをつくっていけるように調整していきます」(天栄担当者) |
20/8/18 NF天栄 |
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン13~15秒のキャンター調整を取り入れています。 「じっくりと調整を進めてきていて、コンディションは悪くないと思えますよ。そのことを踏まえて尾関調教師と中山の前半戦を最短目標にすることを相談しました。おそらくもう少しこちらにいると思うので、引き続き日を選びつつしっかりと乗り込んで送り出せる態勢を整えていこうと思っています」(天栄担当者) |
キャロット公式より |
5月30日の東京・葉山特別は直線を前に手応えがなくなる感じで11頭立て10着。
そこから天栄に放牧に出て夏場の約3ヶ月調整を進めてきました。
中間の馬体重は578キロとやはりでかいですが、天栄の坂路を上がってくる動画での走りは併せた相手を煽るような動きができていていい状態で美浦トレセンに帰厩してきたんじゃないかなと思います。
20/8/20 尾関厩舎 |
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20日に美浦トレセンへ帰厩しました。 「現状を踏まえて中山の前半戦を目指していこうという話になっていたのですが、検疫状況等々の兼ね合いで今週入れたいけれど入れられないかもしれない…という状況にあったんです。ただ、上手く調整がつきまして、本日迎え入れることができました。さっそく明日から動かしていき、週末もしくは来週から時計を出していきたいと考えています。上手く仕上がるようならば開幕週、もう少しと思えるようであれば2週目の出走を目指していくつもりです」(尾関師) |
20/8/26 尾関厩舎 |
26日は美浦南Wコースで追い切りました(67秒9-52秒8-39秒0-12秒4)。 「目標は中山の開幕週か2週目というつもりで調整をスタートさせていますが、活気があって、印象は悪くありません。ただし、これまでも見せていたことですが、要所要所で苦しがって前向きさを欠くような行動を取ったりすることもあるので気をつけながら調整しています。今朝の追い切りはアランブレラ、2歳、アクニディという順で隊列を組み、3頭併せを行いました。楽な走りっぷりでしたし、元気があって良いですよ。最短で2週前という追い切りでしたからそこまでハードに求めることはしませんでしたが、今日の様子なら開幕週でも行けるのではないかな…と今は思っています」(尾関師) 状態次第ではありますが、早ければ9月13日の中山競馬(白井特別・芝1800m)に出走を予定しています。 |
20/9/3 尾関厩舎 |
2日は軽めの調整を行いました。 3日は美浦南Wコースで追い切りました(67秒0-52秒4-38秒4-12秒2)。 「3勝クラスの馬が先行して、蓑島騎乗のアランブレラがその馬を目標に進めて終いを伸ばす形の追い切りを今朝行いました。見た目の動き、雰囲気ともによく、いい流れの中で調整できているなと捉えられていますよ。蓑島曰く、相変わらずトモの緩さを感じるけれど、併せに行って動けていたし、感触は良かったということでした。時計的に見ても1週前にしっかりやれたのは良かったのではないかなと感じています。引き続き、来週のレースに向けてじっくり動かしていきます」(尾関師) 13日の中山競馬(白井特別・芝1800m)に出走を予定しています。 |
20/9/10 尾関厩舎 |
9日は美浦南Wコースで追い切りました(66秒8-52秒1-38秒7-12秒3)。 10日は軽めの調整を行いました。 「今週末の競馬を意識して水曜日に3頭による併せ馬を行いました。アランブレラには蓑島に乗ってもらって2番手からじわっと伸ばしています。実は今回試しにチークピーシーズを着けてみたところ、行きたがるほどではなく程よい前進気勢を感じさせる行きっぷりで、効果があると思える動きを披露してくれました。直線では追わせる感じこそあったものの重々しい動きではなく、最後までしっかりとした脚取りで駆けられていましたし、良かったと思っています。なかなか思うような成績を残せていませんが、チークの効果も相まって好感触を得られていますし、今回の鞍上にはいい競馬をしている横山武史ジョッキーにお願いしましたので、ぜひともいい走りを見せてほしいです」(尾関師) 13日の中山競馬(白井特別・芝1800m)に横山武騎手で出走いたします。 |
キャロット公式より |
8月20日に帰厩してからは、22日に坂路で1日2本入り、週中の追いきりでは南Wで1週前、当週と一杯の併せ馬で負荷をかけてきました。
最終追いきりではチークピーシズを試して効果を感じられたということでレースでも着用する様子。
これがレースで最後まで力を出し切れるように作用してくれるようならいいですね。
「重々しい動きではなく」と前置きは身体を絞ることを意識してなのか、身体は絞れていなくても問題ないという前フリか・・(笑
陣営の思惑としては内容次第では芝に見切りをつけるという意図があるように感じる開幕週のレース選択でしたが、昨日からの雨の影響で重さを感じる芝状態なのはアランブレラにとっては好材料。
今年に入って3戦。
序盤に好位を取りに行った東京の2戦が直線を前に一杯一杯となるレースぶり。
中山マイルも内で伸びきれずという内容でした。
今回は戦法に言及はありませんが、中山芝1800をチョイスしたということはデビュー戦の3歳未勝利の時の競馬をイメージしているはず。
鞍上に好調の横山武史騎手を配して中途半端な競馬ではなく、終いにかけるくらいの思い切りで追ってきてもらいたいです。
そして1時間前の馬体重発表は・・546キロで8キロ絞れてきた!
1年前に大井・100mの江戸トンネル桜賞を勝った時と1キロ差のほぼ同馬体重!
前フリじゃなくて、今回はしっかり意識して絞ってきてくれました。
これで態勢は整えてもらったと思いますから、この条件であらためてどういう走りができるか。
デビュー戦の時の鳥肌をまた感じさせてくれる走りを期待します。