'19 ビアンカシェボン18

2歳9月 デビュー戦は中山開幕週の芝2000・ミルコで!

投稿日:2020年9月11日

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2歳新馬フェアビアンカ(ビアンカシェボンの18)です。

5月27日に美浦トレセンに入厩を果たし、1ヶ月時間をかけてゲート試験合格。
その後、福島開催でのデビューも検討されていましたが見送りとなって天栄へ放牧。

天栄で1ヶ月ちょい調整を経て再びトレセンに戻ってきました。
そして明日の中山5R・新馬戦(芝2000)でデビューを迎えます。

20/8/18 NF天栄
周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。
「順調に調整を進めることができ、中山でのデビューを見据えて先日伊藤大士調教師と相談しました。近々入れられるようであれば中山1~2週目を目標にしていこうということになりましたので、今後は移動のことを念頭に置き、体調管理により気をつけて調整していきます」(天栄担当者)
[フェアビアンカ] 2歳9月 デビュー戦は中山開幕週の芝2000・ミルコで!
20/8/26 伊藤大厩舎
22日に美浦トレセンへ帰厩しました。
26日は美浦坂路で追い切りました(54秒6-40秒1-26秒4-13秒1)。
「天栄での状況を確認し、中山の前半戦くらいのデビューを考えられそうということでしたので、先週もしくは今週のどこかで入れられればと考えていました。先週前半の時点では検疫を確保できていなかったので今週になるかな…と思っていたのですが、その後無事に確保でき、受け入れ態勢も整えられたことから先週末に入れさせていただき、早速今日から追い切りを開始していますよ。1本目なので多くを求めたわけではないものの、3頭併せの真ん中に入れて反応を確かめたところ、それなりに動けていたようです。前回の入厩時と比較しても乗り込まれていることを実感できたとスタッフが言っていましたし、この馬なりに成長を見せてくれているのだなと感じました。この後の様子次第になりますが、上手く行くようならば開幕週の2000m戦を本線に考えていこうと思っています」(伊藤大師)早ければ9月12日の中山競馬(2歳新馬・芝2000m)に出走を予定しています。
20/9/2 伊藤大厩舎
2日は美浦南Wコースで追い切りました(69秒4-53秒3-38秒8-12秒2)。
「馬体重は462キロほどで、薄い体つきから見た目は入厩時とさほど変わらないかな…と思えるので、今日のコース追いは渋いかな…と予想していたんです。しかし、蓋を開けてみるとそのようなことはなく、相手が動ききれなかったということもあるのでしょうけれど、乗ってくれた井上が拳を置いただけでビューっと勢いがついて動けていました井上は驚いていましたし、僕らもちょっとびっくり(苦笑)。相手も含めて思惑と異なる追い切りになってしまったのですが、動きも時計も悪くないと思えますし、悪くない形で来週のレースへ向かえるのではないかなと見ていて、ミルコにお願いをしました。右前脚の球節にちょっと浮腫みやすさがあるので、気をつけながら調整していきます」(伊藤大師)
12日の中山競馬(2歳新馬・芝2000m)にM.デムーロ騎手で出走を予定しています。
20/9/9 伊藤大厩舎
9日は美浦南Wコースで追い切りました(68秒5-52秒8-38秒7-12秒5)。
「先週に続き、今週もコースにて追い切りを行いました。同じ新馬の馬と組み、今回はフェアビアンカが前で受ける形にしたところ、問題なく対応できていましたし、動き的に気になるところはありません。他馬に来られても変に馬沿いが悪くなったりすることもなく、上手に走れていました。450キロほどで線の細さというか薄い体をしていますが、エイシンフラッシュ産駒らしい体とも言えるものなので、気にしすぎることはないのかなと思えます。追い切り後にはゲートに寄って手開けで出したところビュンと出られていましたし、当日戸惑わなければ悪くない形で競馬ができるはずです。想定では1~2頭除外が出るかもしれない状況にあることがわかりましたので、無事に出走確定して、いい競馬をさせてあげられればと思っています」(伊藤大師)
12日の中山競馬(2歳新馬・芝2000m)にM.デムーロ騎手で出走いたします。
キャロット公式より

8月22日帰厩して最初のコメントで中山開幕週の芝2000mを目標に進めていくとありました。

福島デビューも考えられていたので芝1800あたりかなと考えていたので中山なら2000というのは考えうる選択ですが、いざ発表されると「おー」と思いますね(笑

その判断もおっとりとした気性で距離は持つという判断がひとつあるのかなと思います。

で、注目していたのは帰厩後の追いきりの内容。

福島デビューを見送ったのもゲート試験後の坂路、南Wでの動きが渋いものだったから。
その時は「走り方をまだわかっていない」というコメントがされていましたが、時間をかけて戻ってきた今回はどういう動きができるのかは気になるところでした。

1本目の坂路は3頭合わせで馬なりの数字なら悪くないかなという印象。

驚いたのが先週の追いきりですね。
騎手騎乗ですが南Wで馬なりで終い重点ですが12秒2

数字だけ見ても「おぉ」と思いましたが、陣営のコメントも良かった。

鞍上の井上騎手が少し合図を出しただけで瞬時に反応してビューっと加速。
伊藤調教師も「渋いかな・・」と、ゲート試験合格後の動きを見ていればそう思うのが本音でしょうが、放牧から戻ってきた今回はいい意味で裏切ってくれる動きを披露してくれました。

そこで発表された鞍上ミルコ・デムーロ
エイシンフラッシュ産駒にデムーロ。素晴らしい組み合わせ。
あの天皇賞秋は現地で見てました。

最終追いきりは前で受ける形で馬なり。
こちらも上手に走れていたということで態勢は整いました。

想定では除外の可能性もありましたが、結局15頭立てで確定。
4枠7番からのスタート。
ゲート試験合格に時間はかかりましたが、直前の確認ではむしろ出が良さそうな感じでこちらも期待できそうな感じ。

明日の中山はかなり強い雨が朝方から降るという予報。
中山開幕週で芝のレースは午前中の1200のあとの2レース目で馬場が悪化するほどにはならなさそうですが、どういうコンディションになるのか予想は難しいですね。

去年のキャロット募集馬の中で最安の1,000万円の募集馬。
デビュー戦でどういう走りを見せてくれるか。
ここまでの過程で期待値が上がってきていますが、無事にデビューを迎えてほしいですね。

 

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