3歳未勝利のタイズオブハートです。
7月26日の新潟・芝1600戦は7着。
前目に付けて伸びずも交わされずの競馬で、内容的には前進のあるものでした。
優先出走権は取れませんでしたが、9月5日の未勝利期間の最終週までになんとかあともう1戦使いたいところで、明日土曜の小倉7R・芝1200の未勝利戦の出走が決定しました。
20/7/30 森田厩舎 |
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29日、30日は軽めの調整を行いました。 「先週の競馬は申し訳ありませんでした。少しスムーズさを欠いたところもあり、最後の伸びを欠いたものの、レース運び自体は悪くなかったように思います。この後は一度放牧に出すことも考えていたのですが、開幕週からでも出走のチャンスがないか見ていった方がいいだろうということで、このまま在厩で調整することになりました。平坦小回りの分ある程度距離はこなせると思いますが、チャンスがあれば芝1200mに行きたいですね」(森田師) |
20/8/6 森田厩舎 |
5日は軽めの調整を行いました。 6日は栗東坂路で追い切りました(56秒3-41秒8-27秒2-13秒4)。 「今朝は坂路でサッと馬なり程度の時計を出しました。来週からの小倉に備え、コンディションを整える程度ですが、リラックスして走れていて背腰の状態も安定しています。このまま状態をキープして来週以降の出走状況を見ながら、競馬に備えていきます」(森田師) |
20/8/13 森田厩舎 |
12日、13日は軽めの調整を行いました。 「このところの暑さと、長距離輸送を考慮し、今週は火曜日に坂路で追い切っています。時計は4ハロン53秒4―39秒3-25秒6-12秒8を馬なりです。以前はこんなタイムは出ませんでしたし、ここにきてようやく体もしっかりしてきているなと感じます。残念ながら今週の想定では1200m戦は除外対象でしたが、また来週以降出られるところでベストを尽くせるように進めていきます」(森田師) |
20/8/20 森田厩舎 |
19日は栗東CWコースで追い切りました。 20日は軽めの調整を行いました。 「コンスタントに時計を出してきて馬はしっかりできているので、輸送も考慮して水曜日はCWコースで半マイルだけサッと時計を出しました。ほぼ馬なりですが、ラスト1ハロンは12秒0と上々の動きです。想定からは今週の芝1200mに出走できそうでしたから、和田騎手に依頼をして投票させていただきました。ここにきての状態の良さが結果につながってもらいたいです」(森田師) 22日の小倉競馬(3歳未勝利・芝1200m)に和田竜騎手で出走いたします。 |
キャロット公式より |
まず新潟でのレース後、短期でも放牧に出るような感じもありましたが、在厩のまま小倉への出走機会をうかがうことに。
この判断があって、小倉2週目の今週の出走が叶いました。
正直、来週以降は優先権持ちの出走が増えてさらに出走激化が予想されるので在厩の判断はナイス判断だったと思います。
そして前走レースコメントで「馬体がだいぶパンとして背腰の疲れも残さなくなっている」という言葉通り、この中間は調教の動きにも変わり身を感じます。
先週の坂路では「53秒4-12秒8」という時計を馬なりで。
53秒4という全体時計はデビュー1週前に出した時と同じ自己ベストタイの数字ですが、その時は一杯に追われてラスト1F13秒6かかった時計。
今回は、単走馬なりで終い12秒8でまとめての時計で全休明けの火曜に計時されたものですが、開門から15分、100頭は登坂した後の時計ということで森田厩舎らしい負荷のかけ方で自己ベストをマークと、調教の動きからして変わってきたと感じさせてくれるものでした。
今週はCWで馬なり12秒0、2歳未勝利馬を0秒6追走1秒2先着。
デイリー系の数字では5Fからの時計で「66秒8-12秒1」で一杯という表記ですが、CWでも自己ベストと言える時計。
調教での動きは確実に良化、デビュー以来最高という感じで、これを競馬に結び付けられればとも期待感が増す今回の1戦です。
出走は明日土曜・小倉7Rの芝1200。
掲示板を外した場合は引退という決定が出てしまっても仕方のない状況ですから本当に、最低でも掲示板に入ることができれば・・いや、状態の良さを生かして勝ち切るところまで期待したいですね。
正直先週の時計の出方を見ると2週目の今週も高速傾向は変わらずだと思うので、なにがなんでも先行という形は取りたいところで、スタートを決めて18頭立ての半分よりは前の位置でレースに入りたいところ。
あとは鞍上の和田さんに闘魂注入してもらって、スタートから気合を入れて位置を取りに行ってもらって、ゴールは一番いい着順で入れるように頑張ってもらいたいですね。