2歳馬レッドベルオーブ。
今日の新潟5R。芝1600でデビューしました。
兄レッドベルジュールより一回り大きいという馬体評価でしたが、馬体重478キロとその評価どおりしっかりと成長してデビューを迎えてくれました。
パドックは2人引きも落ち着き十分。
耳覆いのメンコ着用で気合いも感じるいい雰囲気でした。
驚いたのはベルオーブの直後13番のタマモネックタイ。
パドックで立ち上がったかと思ったらまさかの放馬。
他出走馬に影響はなかったみたいですが、パドックでの放馬は初めてみました(笑
返し馬も軽やか。
この軽い走りで478キロか・・と先々への期待が増します。
6枠12番、ゲート入りもすんなり。
ゲートが開くと頭一つ出るかというくらいの好発。
内の出方をみつつ控えますが、大暴れしていた13番のタマモも好発で右前に置く形でちょっと嫌な感じ・・(笑
追走も大トビという感じで、外海から6番手、7番手で直線へ。
残り600付近で前のスペースは空いていましたが、ここに13番のタマモが外に寄れて来た影響で後退。
下がったところ、16番の馬の外に出して追い出し開始。
雨が降り続く馬場でノメり気味でエンジンも掛からないかというところでしたが、右ムチが入り徐々に加速して前との差を詰めに出ます。
残り200を過ぎて抜け出したキャロットの勝負服・モーリス産駒のストゥーティをめがけて、一気に差を詰める脚を使いましたが、あと一歩及ばずのところがゴール。
結果は「2着」でした。
雨が降るコンディションでしたが直線では最後の最後にいい脚を使ってくれました。
ただ、あと数メートルあればという勢いでしたし、悔しい2着でした。
20.08.08 : 栗東:藤原英昭厩舎 |
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藤原調教師「あれだけスタート出たのなら、もっと前に行かないと。ジョッキーが調教に乗っていないので、気を使いながら折り合い重視になってしまった印象。乗り方ひとつで勝てていたでしょう。この後は帰ってからの馬の様子を見てということになりますが、暑さもあるので、再始動は秋になりそうです」 |
東京サラブレッドクラブ公式より |
藤原調教師の直球なコメント(笑
まぁあれだけの好発だったわけですし、スロー確実の新馬戦なので不利を受けないようなポジションで進めてもらいたかったですね。
レースを見返すと、残り600あたりで13番タマモに前をカットされるシーンは、内から勝ち馬のストゥーティ福永騎手が進路をなくしかけたところ外の馬に当たりながらこじ開けてきた動きが波及してきたものでした。
最後の差が差だっただけにあそこの動きがなければ・・でしたがそれも競馬ですしね。
エンジンが掛かった時の伸び脚は素晴らしいものでしたし、雨が降る中でも脚を使えたというのはこの先にむけていい経験ができたと思います。
再始動は秋、ということで少し間隔は空きそうですが2戦目の勝ち上がりを期待したいと思います。