7歳馬ストライクイーグルです。
6月24日の帝王賞は8着。
年明けから5戦で地方重賞2勝、帝王賞でも見せ場と頑張って走ってくれました。
次の目標は9月9日・東京記念(SⅠ・大井2400m)
帝王賞後、短いリフレッシュ期間を経て、復帰戦に向けてすでに動き出しています。
20/6/30 ミッドウェイF |
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この中間はウォーキングマシンでの調整を行っています。 「先週は上位入線とはなりませんでしたが、数多のG1馬を相手に見せ場は作ってくれたように思います。今回の経験を次回以降に活かしていきたいですね。夏場は楽をさせようと考えていましたので、この中間に重点的に馬体のケアを施しています。右首、左肩、右トモ股関節、左トモと満身創痍の状態でしたね。獣医師の話では”良いタイミングで休養に入れたのでは”ということでした。久々の休養期間になるので、しっかりと休ませた上で次走に向かえればと思います。基本的には9月の東京記念へ直行する予定です」(ミッドウェイF担当者) |
20/7/7 ミッドウェイF |
この中間はウォーキングマシンでの調整を行っています。 「引き続き、マシン運動を中心とした軽めのメニューでリフレッシュ重視の内容です。次走の東京記念までは暫しの時間がありますから、体の芯からリセットを図ることができればと考えています」(ミッドウェイF担当者) |
20/7/14 ミッドウェイF |
この中間は角馬場でフラットワークを行っています。 「少しずつ負荷を高めていますが、ここまでは問題なく進めることができています。しっかり体のケアを施したことで、状態は着実に良化傾向にあると言っていいでしょう。焦らず乗り進めていくことで、良い状態で復帰戦へ臨みたいです」(ミッドウェイF担当者) |
20/7/21 ミッドウェイF |
この中間は坂路コースでハロン20秒のキャンター調整を行っています。 「この中間から坂路でのメニューを再開しています。楽をさせた分、さすがに緩さはありますが、疲れが溜まりやすかった箇所はリセットできている印象です。ここまで乗り進めてきて、特に悪いイメージはないので、少しずつ負荷をかけていければと考えています」(ミッドウェイF担当者) |
20/7/28 ミッドウェイF |
この中間は坂路コースでハロン18~20秒のキャンター調整を行っています。 「少しずつ負荷をかけていますが、いい意味で変わりありませんね。目標のレースまではまだ1ヶ月近くあるので、じっくり本数を重ねていきたいところです」(ミッドウェイF担当者) |
キャロット公式より |
帝王賞の後は「満身創痍」という状態で、南関のトップレベルで良い競馬をし続けてくれた証拠だと思いますし頭が下がります。
レース後3週間はリフレッシュ重視で、馬体のケア。
先週あたりから徐々に負荷を高められている段階です。
今日は大井で注目のレースがありました。
東京記念トライアル。
去年イーグルが地方転入初戦で走ったレース。
今年はJRAからの転入初戦という馬が3頭、今年に入って転入した馬を合わせて7頭の元JRA所属馬が参戦。
この1年のイーグルの成功例も当然影響しているでしょうし、この流れは定着しつつありますね。
1、2着馬には本番の東京記念の優先出走権が与えられますから注目してレースを見ていました。
結果は2番枠から好発を決め、終始手応えよく進めていた転入初戦のホーリーブレイズが3コーナー過ぎから後続を突き放して2着以降に大差を付ける大楽勝劇。
勝ちタイムは2分33秒9。
去年は勝ち馬サブノクロヒョウが良馬場で2分34秒8、2着イーグルが2分35秒3でした。
今年は稍重で、時計の出やすいコンディションだったとは思いますが、ホーリーブレイズのレース内容は完璧で、トーセンブルやサブロクロヒョウに付けた着差を見ても本番の東京記念ではなかなかの強敵となりそうです。
この馬も中央のオープンでは勝ちを挙げられなかった6歳馬。
イーグルと同じような境遇の馬が、地方転入初戦で最高の結果を出して本番にきますから、連覇を狙い、迎え撃つ立場としては強敵の出現で楽しみな東京記念となりそうです。
本番まであと1ヶ月と少し。
じっくりと本数を重ねていってもらいましょう。