3歳未勝利馬タイズオブハート。
今日の新潟2Rの芝1600戦に出走しました。
グリーンチャンネルでパドックチェック。
数秒しか映りませんが、そこでオッと思ったのが馬の雰囲気。
前の馬に迫ろうかというくらい活気に溢れた歩きを見せており、今までこんな感じで歩いていたことあったかなと、レース前でしたが過去5戦のパドック映像を見返してしまうほど。
そこで見返しても、今回が一番良く見えたパドックの雰囲気でした。
パドック解説も「前走より身体というか、脚の使い方が良くなっている」とコメントしていて、よく見ているなと感心しました。
馬体重は444キロで前走から4キロ増。
在厩で伸び伸びになった出走でしたが、時間をかけて状態は良くなっているんじゃと思えるものでした。
札幌2Rのレース時間が遅くなったことで、残念ながら新潟2Rの本馬場入場はなし。
奇数番のゲート入れはスターターが映ってる間に終わっていて、ゲートの中でも大人しく待っていられている様子。
3枠5番からのスタート。
遅れることなくゲートを出ると、鞍上の斎藤騎手が押しながら前目のポジションを取りに行きます。
すると今回は真ん中より前目の位置を取ることができたじゃないですか。
やはりこれまでにない展開で、あとはこの位置を下げることなく直線に入ることができれば。
3コーナー手前で前の馬の動きで間隔が狭くなり、頭を上げるシーンはありましたが大きな不利ではなく、また追走に苦労して位置を下げることなく4コーナーから直線へ。
手綱を押して、右ムチ、左ムチが入って追われますが、なかなかポジションを上げるような一気な脚は繰り出せない。
それでも追われて追われて、先行勢の2頭を交わしたところでゴール。
1着馬から0秒8離れた「7着」でのゴールでした。
直線でピリッとした脚は使えず、掲示板も外してしまいましたが、デビュー戦以来の1着からの着差が1秒未満での走りができました。
20/7/26 森田厩舎 |
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26日の新潟競馬では五分のスタートから行き脚がついて道中は好位の後ろをキープ。いい手応えで直線を向いたが、追い出してからジリジリした脚になり7着。 「道中ちょっとごちゃついたところはありましたが、行きっぷり良く進んでいましたし、レース運びとしては良かったと思います。以前に比べると馬体がだいぶパンとして背腰の疲れも残さなくなっているので、スタートからしっかり行き脚がつきますね。ジョッキーは“距離はもう少し短くてもいいかも…”と言っていましたが、出走状況からもなかなか厳しいですし、ひと息入れてから、小倉開催中で短距離の状況を見つつ出走できる番組を探すという形を考えています」(森田師) 除外が続き長らく厩舎で調整してきましたが、きっちりいい状態で出走できましたし、最後伸び切れなかったとはいえ道中の行きっぷりの良さは目立っていました。できればもう少し短い距離を使いたいところですが、現在の出走状況からはなかなか厳しいと思われますから、まずはひと息入れて、小倉の状況を見つつ番組を考えていくことになります |
キャロット公式より |
着順が着順だけに喜んでもいられませんが、残りの3歳未勝利の期間で次を考えてもらえるだけの内容のある競馬を今回は見せることができました。
道中のポジション取りもそうですが、馬場状態はあったにしても上がり3Fでも33秒9の脚は使えていましたからね。
そして2ヶ月の在厩でじっくりと鍛えられたのか、成長もあったのか「馬体がだいぶパンとして背腰の疲れも残さなくなっている」とウィークポイントにも改善が見られているというのはいい流れです。
この後は「ひと息入れて、小倉の状況を見つつ」ということになりますが、例年より遅い8月15日から始まる小倉で、優先出走権を逃した馬の出走チャンスがあるかですね。
そこで去年のアイビスSDの翌週からの小倉の3歳未勝利戦の数を調べると、全部で「30」
2週間後に始まる小倉の3歳未勝利戦の数を調べると「26」
あれ?意外と数は変わらないくらいかも。
去年の最終週の芝1200は除外なしのフルゲート18頭で成立しているので、なんとかなるのかも。
ただ見通しの立てづらい「小倉の状況を見つつ」ということで、それならば別の角度から地方交流戦の可能性も探ってもらえるかどうか。
キャロットの3歳未勝利馬では、ウェイヴァリーが園田の交流戦を選出されずも、8月3日の盛岡の交流戦に選出されてます。
その路線での可能性もなくはないと思うので、もう1戦に向かえる態勢を整えていきたいところです。
はぁ、前作に比べて半沢直樹面白くなさすぎるー(笑