'19 ビアンカシェボン18

2歳6月 ゲート試験合格しました!

投稿日:2020年6月26日

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今日はキャロットのツアー中止、東サラの募集馬の価格&預託厩舎発表など1歳募集に関しても動きのあった1日でした。

そんな中、2歳馬フェアビアンカ(ビアンカシェボンの18)です。

5月27日に関東・伊藤大厩舎に入厩。

この馬の気性からすんなりとゲート試験に合格してくれれば、と思っていたらしっかりと時間がかかって今日の合格となりました(笑

20/6/3 伊藤大厩舎
3日はゲート練習中心のメニューを行いました。
「先週入厩してきて、初日は疲れも考慮して運動だけにして翌日から少しずつ馬場入りを始めています。今朝は坂路を軽くのぼってから帰りにゲートの練習を行いました。消音ゲートを使って出すまで行っていますが、キョロキョロしていてまだなにがなんだかよくわかっていないような感じでした。気持ちもそうですし、体もまだ対応しきれないようにも見受けられるので、適度に動かしながらダッシュが利かせられるような体をまずつくっていければと思っています」(伊藤大師)
20/6/10 伊藤大厩舎
10日はゲート練習中心のメニューを行いました。
「ゲート練習を継続して行っていますが、どうもゲートに入るのが嫌なようで、頑なに寄り付こうとしません。牧場ではマシンやトレッドミルもやれていたはずだし、トレセンでも馬房の出入りや洗い場の出入りも特に嫌がるわけではありませんから、ゲートが嫌なのは不慣れということなのかなと思えます。前扉を閉めた状態だと圧迫感を覚えて嫌がる馬もいるので前扉を開けて通過させるようにもしていますが、閉めているときよりはまだいいものの、こちらもスムーズではありません。だからと言って追い込まれているかと言うとそうでもなさそうです。何事もなかったような感じを見せることもあるので、辛抱強く慣らしていくほかないのかなと思えます。精神的に余裕があるように思えたことから週末には少し大きめを乗ってありますし、今週もおそらく週中は軽めの調整とゲート練習に徹し、余裕があれば週末に15-14くらいをじわっと乗って動ける体づくりをしていくような流れになると思います」(伊藤大師)
20/6/17 伊藤大厩舎
17日はゲート練習中心のメニューを行いました。
「先週の段階ではゲートに入ることに対してかなりの抵抗を見せていましたが、根気強く接してきたところ、いくらか解消され、今朝の段階では前扉を閉めたところにまで入れるようになっています。先週の様子を考えるとだいぶ進歩していますが、慣らさないとダメで、急に入れてすぐポンと出そうといった感じで簡単にはやれません。今、ウチの厩舎に同じくらいの状況の新馬がいないので、他の厩舎の馬と一緒に出させてもらいながら練習していますが、前もって少し広いゲートを何度か通過させて慣らしたうえで一緒に入れるようにしています。どうしても時間はかかりますが、少しずつでもいい方向へ持っていけるようにこれからも取り組んでいます」(伊藤大師)
20/6/24 伊藤大厩舎
24日はゲート練習中心のメニューを行いました。
「先週あたりまでは他厩舎の馬を頼りに練習していましたが、この中間、別の新馬を連れてきたのでその馬と一緒に練習へ向かうようにしています。ただ、状況は相変わらずで、なかなか入りがスムーズにいきません。駐立や出に関してはほぼほぼ気にならない状況ですが、どうしても慣らさないと入っていかないです。納得できれば入るようになりますが、それには時間と回数が必要で試験には対応できない状況。それに、慣らしてその時は大丈夫になっても翌日になるとリセットされてしまいますね…。周りに敏感になっているようにも思えるので、集中力を少し高められるように馬具を工夫してみるなどして、模索していくつもりです」(伊藤大師)
20/6/26 伊藤大厩舎
26日にゲート試験を受けて見事合格しました。
「水曜日までの状況からもうしばらく時間がかかってしまいそうと思えたのですが、周りを気にしている可能性が高そうなことからブリンカーで集中力が増すことができないか試してみることにしました。視界を狭められることによってより慎重になってしまう恐れもあっただけに、プラスに出るか否かは何とも言えなかったのですが、着けて木曜日に練習してみたところわりとスッとゲートに入れたんです。オッと思えたので、この流れで試験を受けたいと思い今朝さっそく受けてみたところ、無事に合格できました。助手に言わせると単純にブリンカーだけではないと思うということで、精神的に良くなってきたところなのかもしれませんが、とりあえずなかなか先行きが見えないような状況だったところをクリアできてホッとしています。受かったばかりなのでこの後のことについてはこれから検討しますが、球節周りに疲れやすさがある馬なので、少し楽をさせ、やれそうなら週末、来週と軽く動かしたうえでどうするか考えていきます」(伊藤大師)
キャロット公式より

最初の段階から、ゲートへの寄り付きを嫌がるようなところが強く、ゲートに入るまでがなかなか進まない状況でしたが、最後はブリンカーを使い進展がうかがえた流れでの今日の合格となりました。

すべてがブリンカーのおかげというおとでもなく、精神的にも進展があってということなので、馬もよく対応してくれたと思います。

1ヶ月かかった中でも、その間に坂路で時計を2本出すなど精神的に追い詰められていくという感じもなかったのでそのあたりではよかったと思います。

この後については、週末、来週と軽く動かした上で考えていくということなら、競馬に向かう可能性もなくはなさそうですね。

番組を見てみると福島に良さげな番組がありますが、球節周りに疲れやすさがあるという特徴も書かれていますので、まぁそのあたりを含めて適切な判断をしてくれると思います。

 

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