3歳馬イルミナルです。
4戦目、東京4Rの3歳未勝利(芝1600)に出走しましたが、直線で進路をカットされる形になり「9着」でした。
20/6/6 奥村武厩舎 |
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6日の東京競馬では5分のスタートから中団につけて進む。直線へ向いて間を突きながら前へと迫っていったが、半ばあたりで進路を確保できず伸び切れずに9着。 「体は少し減りましたが、お腹周りは少しスッキリはしたもののギリギリ我慢できている状況でもあり、決して悪い状態ではなかったと思います。あとは力を出してくれればと思っていましたが…。御覧の通りで、非常に悔しいです。ルメールが上がってきて開口一番“ごめんなさい”と言っていましたが、進路をカットされるような形になり、自身の問題と言うよりは周りの動きの兼ね合いでそうなってのことだったので悪いということではないかと思います。仕掛けてからの反応は確かで、まともであればしっかりと走れていたでしょうし、力負けとは思いませんが、ここで決めなければいけなかっただけに申し訳ありません。3戦しましたが、精神的に苦しくなるようなことはありませんでした。競馬場に来ても落ち着いて臨めていましたし、使ってきたからと言って精神的に参ってこなかった点は今後において大きいと思うので、次走こそは勝ち切りたいです」(奥村武師) 休み明け3戦目ということもあり大きな上積みはなかったかもしれませんが、使ってきている中でも我慢ができ、体調をキープしてレースへ臨むことができたと思います。道中の走りはまずまずで直線へ向いた時の手応えから大丈夫かと思えたのですが、大外を回す勝ち馬に対してイルミナルは馬群を捌いてこようとしたところ、直線半ばで前、そして外から来る馬との兼ね合いから進路を確保することができませんでした。着順は下げましたが、強く引っ張って体勢を崩したあとは無理をしなかったので能力を示すものではないはずです。勝ちあがることが最低限の条件であっただけに残念でなりませんが、この後はここ一連の悪い流れを断ち切るようにしっかりと立て直して、次走で勝ちに行ければと考えています。 |
キャロット公式より |
馬体重は414キロで前走から6キロ減も、状態落ちはなさそうな雰囲気。
ゲートも普通に出ましたが、無理に位置を取りに行くことはなく自然と中団にポジションを取って馬群の中でレースを進めます。
勢いをつけて直線に向きますが、外に出そうかというところで17番オルテール騎乗のレーン騎手が上がってきていたため、イルミナル・ルメールは内に進路取り。
馬の間から脚を使って差を詰めていきますが、残り200前、そのスペースを抜ければというところで再び外からレーン騎手のプレッシャーによって前のスペースが狭まりイルミナルの進路が完全に塞がる形に。
ルメール騎手が立ち上がってしまうような不利で減速、後退するとそこからは再び加速をつけることは難しく、そのままの形でゴールしました。
あそこのスペースを抜けてこれればというレースでしたが、これも競馬ですね。
ここ一連の悪い流れといいますが、自ら作り出しているようにも思わなくないですが。。
勝つ能力は間違いなくあるわけなのでまさか未勝利で終わるようなことがないようにお願いしたいです。