5歳馬アランブレラです。
ダービーウイーク。
本日の東京10R・葉山特別に出走します。
まずは前走・皐月賞当日の隅田川特別5着の後の近況から。
20/4/22 尾関厩舎 |
---|
22日は軽めの調整を行いました。 「先週は荒れた馬場の中で走ったこともあってレース後のダメージを慎重に見極めるようにしています。日曜日のレースだったこともあって、今朝の段階ではまだ人が跨らず運動だけにしていますが、少なくとも脚元等に異常はなさそうに思えます。いちおう明日あたりから乗り出してみるつもりで、それでちょっとクタッと感じさせるようであれば少しでも間をあけようかなと思いますが、大丈夫そうならば間をあけすぎずにサッと使うことも考えるかもしれません。いずれにせよ、もう少しお時間をいただき確認させてください」(尾関師) |
20/4/25 NF天栄 |
「日数をかけて状態を確認してきたところ、背腰の疲れを感じさせました。また、テンションが高くなっていたこともあり、このまますぐに次のレースを使うは良くなさそうに思えましたので、本日いったん天栄へ放牧に出すことにしました」(尾関師) 25日にNF天栄へ放牧に出ました。 |
20/4/28 NF天栄 |
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン15秒のキャンター調整を取り入れています。 「レース後の状態から、少しの期間でもいいのでリフレッシュを図れればということからいったん放牧に出てきました。脚元等に大きな問題はなさそうですが、背腰に疲れはあるように思えました。そのことを踏まえたうえで、しっかりとケアを施しつつ乗っていくことにし、今朝は坂路を軽くのぼっています。この後の変化を見て、大丈夫そうであればこのまま少しずつ伸ばしていきます」(天栄担当者) |
20/5/5 NF天栄 |
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。 「先週に引き続き、今週も馬体のケアを行いなが動かしています。状態が幾分上がってきたかなと思えるので、このあとの調教で負荷を高めていけると見ています。このまま順調に行くようであれば、今開催の最後あたりか夏開催での出走を目指していきたいです」(天栄担当者) |
20/5/12 NF天栄 |
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。 「いい意味で安定していて、問題なく乗ることができています。時には3ハロン40秒に近いところも取り入れて、適度な負荷をかけるように動かすことができていますよ。状態はいくら上がってきているように思えるので、あとはどのタイミングで移動して競馬を目指していくか、尾関調教師と相談していきます」(天栄担当者) |
キャロット公式より |
レース開けの水曜日には続戦も視野にといった感じでしたが、土曜には背腰の疲れが見えるということで天栄に放牧に。
さすがに続戦できないのかとガックリ来ましたが、さらに火曜の天栄で「少しの期間でもいいので」という話が出て、ならばダービーウイークあたりに戻ってこれないかなと思っていたら、そこを目標に帰厩してきてくれました。
20/5/14 尾関厩舎 |
---|
14日に美浦トレセンへ帰厩しました。 「前走後は疲れもあって心身のまとまりがもうひとつに思えたので放牧に出して様子を見てもらったところ、上手くリフレッシュを図ることができたようでした。それならば、東西間の交流がないダービー週の出走を最短の目標として目指してみたいと思い、このタイミングで連れてくることにしました。もちろん、向かえるかどうかはこちらでの様子次第でもあるので、明日から乗り出し、対応が可能かどうかを改めて確認していきます」(尾関師) |
20/5/20 尾関厩舎 |
20日は美浦南Wコースで追い切りました(67秒2-52秒7-38秒7-13秒0)。 「蓑島ジョッキーに手伝ってもらい、今朝追い切りを行いました。ウッドで、3頭併せの3番手を進み、前を走る外の未勝利馬に並べていくような内容のもので、しっかりと動かしてもらえました。見た目はちょっと重いかもしれないなと思っていましたが、体重自体が増えているわけではないし、蓑島ジョッキーの感触はむしろ前よりもいいかもと言ってくれていたので、悪いように捉えなくて良さそうですね。これならば来週の競馬を目指してもいいのではないかと思い、レーン騎手にオファーを出しているところです」(尾関師) 30日の東京競馬(葉山特別・芝1600m)に出走を予定しています。 |
20/5/27 尾関厩舎 |
27日は美浦南Wコースで追い切りました(68秒6-52秒5-38秒5-12秒1)。 「土曜日の競馬に備えて今朝追い切りを行いました。同じ2勝クラスの馬が先行するところを後ろから追走して、直線で外から併せに行ってもらいました。相手は一回使っている馬で、アランブレラのほうはより負荷をかけたいと思ってそうしてもらい、直線では反応を見て伸ばすような感じで少し強めくらいの形で併入と言う追い切りを行っています。先週の追い切りの感触が良く、そこからの流れでいい状態でレースへ臨めそうな気がしています。脚元に関しては大きく変わりありません。強いて言えば、球節周りですかね。スッキリとはしておらずやや慢性化しているように見受けられ、追い切りを経て変わったという感じはないので、しっかりとケアを施していけば問題なくレースへ向かえると思います。レーンさんで向かえることになりましたので、何とかいい競馬を見せてもらえればと思っています」(尾関師) 30日の東京競馬(葉山特別・芝1600m)にレーン騎手で出走いたします。 |
キャロット公式より |
やはり今週までとなっていた「東西間の交流がないダービー週の出走」というのが関東馬にとっては大きいですね。
以前より差はなくなってきているとは思いますが、3勝クラスとか・2勝クラスではやはり大きいポイントだったように思います。
緊急事態宣言が解除されたことで、来週からはこの制限も解除されることになりましたからね。
レースに向けて、2週間前に帰厩してきましたが、日曜水曜の計4本の時計を消化。
水曜追いは1週前、当週と箕島騎手騎乗で追い切られましたが「前よりもいいかも」という1週前の感触で、当週は終い重点の仕上げ。
いい状態で臨めそうという雰囲気で、鞍上はレーン騎手。
この春は出資馬が出走したレースで3戦連続でレーン騎手騎乗馬に勝たれていましたから、ようやくこちらに初レーン騎乗。勝ってもらいましょうという感じ。
東京10R・葉山特別は芝1600の条件に11頭と少なめの頭数。
枠は7枠8番に。
東京マイルは内・外の差はありませんが、今週から芝コースがBからCコースに替わり、直線では外からは差しづらい状況で、先週に引き続き超高速馬場の傾向は変わらないのかなと思います。
先週、3歳1勝クラスで1600m・1分31秒7が出てしまったのは驚きですが、アランブレラが1分32秒台で走破できるかどうかですかね。
スローになると、33秒台の脚は使えるかもしれませんが、32秒台となると・・だと思うので、前半はある程度流れた中で、先行ポジションをキープしたいところ。
そこを無理なく、息が入るような形で進めていければ。
直線で前を何頭か交わして後続を完封するようなレースができれば理想的。
鞍上のレーンさんにお願いして、いい走りを見せてくれればと思います。