出資2歳馬では3頭目のトレセン入厩・キングカメハメハ産駒のククナ(クルミナルの18)
4月25日にトレセン入厩。
そして今日、ゲート試験合格です!
一口出資額 | 110,000円 |
父 | キングカメハメハ |
母 | クルミナル |
母父 | ディープインパクト |
性別 | 牝 |
毛色 | 黒鹿毛 |
誕生日 | 2018.03.31 |
入厩予定 | 美浦 栗田徹 |
育成牧場 | ノーザンファーム空港 C-3厩舎 |
募集時測尺 | 馬体重:425kg 体高:153.5cm 胸囲:171.0cm 管囲:19.3cm |
20/4/15 NF空港 |
---|
馬体重:451kg 現在は周回コースでのキャンター調整を中心に、週2回900m屋内坂路コースをハロン14~16秒のキャンターで2本登坂しています。周回コースでは周りの馬の影響を受けることなく自分のペースで走ることができており、坂路ではスピードに乗せれば“いつでも反応できるぞ”といった感じで走ることができています、今後も早期の本州移動を視野に入れて、更にメニューをこなしていきます。 |
20/4/20 NF天栄 |
20日にNF天栄へ向けて移動しました。タイミングを見て美浦トレセンへ入厩する予定です。 「引き続き、順調に進めることができていましたので、本州へ移動の運びとなりました。まずは環境に慣らしつつ、最初の関門のゲート試験をクリアしてもらいたいと思います」(空港担当者) |
キャロット公式より |
初仔のイルミナルに続いて、2番仔のククナも母譲りの瞬発力を持ち合わせてくれているだろうことを感じさせてくれる「いつでも反応できるぞ」というコメント。
北海道での冬を順調に越してくれて、2歳4月と早期の移動となりました。
そして4月25日に美浦トレセン・栗田徹厩舎に入厩です。
20/4/29 栗田厩舎 |
---|
25日に美浦トレセン・栗田徹厩舎へ入厩しました。 29日はゲート練習中心のメニューを行いました。 「北海道から天栄へ動かしてもらい、現地で数日体調を整えてもらったうえで先週の土曜日に入厩しました。輸送の疲れは多少なりともあるだろうなと思えたので、最初のうちはゆっくり動かしながら環境に慣らしていくようにしています。ただ、気疲れがあるのか火曜日にはスクミの症状を見せました。動けないほどではないので心身の緊張をほぐすようにじわっと動かし、今朝はゲートの練習を行いました。最初なので無理はさせていませんが、やはりここでも緊張しているのか、気を遣っているような感じで慎重な素振りを見せていました。体調面を考えてもそうですが、焦らずに接し、納得させながら練習を進めていったほうが良さそうですね」(栗田師) |
20/5/7 栗田厩舎 |
6日、7日はゲート練習中心のメニューを行いました。 「先週の金曜日のゲート練習の様子が悪くなかったので、これならばいいかな…と思い週明けの様子を見たうえで水曜日に試験を受けてみましたが、その日の様子は良くなく、急に寄り付きが悪くなったため合格とはなりませんでした。その日その時の精神状態に大きく左右されるところがありますね…。奥村さんにお姉さんのイルミナルのことを聞いてみたところ、最初はヨシヨシと気分を害さないように接していたけれどなかなか進展しなかったので攻めてみたところ良かったという話でした。入れる過程でプレッシャーをきつくしすぎるとゲートの中が悪くなるリスクが生まれてしまうので判断が難しいですが、お姉さんの話を踏まえてやってみることにしています。それで今朝練習したところ今回は雰囲気が良かったです。試しにシャドーロールを着けてみたので、もしかするとその効果もあるのかもしれませんね。現時点ではスイッチがどこにあるかわからない中でのゲート練習を行っている状況ですが、何とか早期に合格させて、余裕を持って先々のために成長を促していければと思っています」(栗田師) |
20/5/8 栗田厩舎 |
8日にゲート試験を受けて、無事に合格しました。 「水曜日の試験、木曜日の練習の様子を踏まえて、改めて今朝試験を受けてみることにしました。結果から先に申し上げると無事に合格をもらうことができました。ただし、正直に言えばギリギリ合格というものでしたね…。圧を強めたことでやはり少しストレスはかかったようで、枠入りと駐立が不安定になりました。何とか我慢できたとみなしてもらえました。先々に支障をきたすようなことはもちろんしたくありませんでしたから、必要以上に追い詰めることは避けたかったので、ひとまず合格をもらえてよかったです。動きは悪くなく、血統の良さも感じられ期待をしている馬なので、よりいい形でデビューできるようにこの後はいったん放牧に出して現地で乗り込んでもらいたいと考えています」(栗田師) |
キャロット公式より |
まずは入厩直後に見せたというスクミ。
移動のストレスや初めての環境での緊張などがあったようですが、解すようにじわっと進められて一昨日の水曜日にゲート試験を受けるも不合格。
水曜日はムラっぽい面を出してしまったということで、この血統、若駒らしくといった様子も、そこまで深刻でもなさそうな印象。
できれば早めに今週中にもう1回チャレンジ、今日の試験で受かっていてほしいなというところで無事に合格の報が届きました。
正直に言えばギリギリ合格ということで、ゲートの中でもなんとか我慢できていたというレベルだったようですが、来週に持ち越すよりは早め早めにクリアできたのはとてもよかったと。
まずは第一関門突破、それ以上はないなということです。
この後は放牧に出してより良い形でデビューに向けて進められます。
たっぷり時間をかけても夏のデビューが視野に入ってきますし「血統の良さも感じられ期待をしている馬」
中山よりは広いコースで、新潟での走りが見たい!ということになるはず。
いや、もしかして東京最終週もなくはないかも。
そこを期待して天栄での様子も楽しみにしたいと思います。