2歳馬は年明けから3ヶ月分の更新について書いていきます。
まずはディープ牡馬・レッドベルオーブ(レッドファンタジアの18)です。
一口出資額 | 200,000円 |
父 | ディープインパクト |
母 | レッドファンタジア |
母父 | Unbridled's Song |
性別 | 牡 |
毛色 | 黒鹿毛 |
誕生日 | 2018.04.05 |
入厩予定 | 栗東 藤原英昭 |
育成牧場 | ノーザンファーム空港 A-1厩舎 |
募集時測尺 | 馬体重:435kg 体高:158.0cm 胸囲:170.0cm 管囲:20.3cm |
2020.01.15 : ノーザンファーム空港 |
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週1回キャンター2500m、週2回坂路(F15秒)。486キロ 週3回坂路で乗っていますが、そのうち1回はF15秒までペースアップしています。順調ですね。乗りながら体重も増えていますし、良い流れで調整できています。馬体に厚みを増して毛艶や張りも良く、背中の状態も良好です。気性も落ち着いていますし、この感じで進めていければ問題ないと思います。 |
2020.01.31 : ノーザンファーム空港 |
週3回坂路(F15秒)。485キロ この中間は坂路を主体として取り組んでおり、2本乗りでは1本目にF16、2本目にF15をマークするなど極めて順調です。ペースを上げても冷静に取り組めていますし、動きも兄弟同様に軽さと切れを感じさせますね。馬格からしたら肉付きはもっとあっていいようにも思いますが、上も無駄肉の付きにくいタイプだったので心配はしていません。この調子で進めて地力の強化に努めます。 |
2020.02.14 : ノーザンファーム空港 |
471キロ。 先週リフレッシュ期間を設けて楽をさせ、ケアの意味でショックウェーブも施しました。それ以前は坂路でF15をコンスタントに乗っていたようにすこぶる順調。若干、背腰に張りが出ていましたが、疲労が重なる前にショックウェーブ等でケアしているので心配いりません。胸が深く、トモの容積もあって形も良いですね。今時期の兄より一回りボリュームもありますよ。ここからしっかりした筋肉が乗ってくれば、さらに推進力のある動きができるようになるでしょう。兄が喉なりということで、本馬も念のために検査を行いましたが、異常はありませんでした。 |
2020.02.28 : ノーザンファーム空港 |
週3回坂路(F15秒)。475キロ この中間も坂路主体に順調に乗り込んでいます。この中間から坂路でF14も乗り出しています。1本目にF16を乗ってから2本目にF14というタフなメニューにもしっかり対応できています。この牝系特有の気の良さがあって、促さなくても自ら駆け上がっていく感じ。少し頭の高いところはありますが、走り自体は悪くないと思うのでこのまま進めていければと思います。馬体面に大きな変化はないものの、体重も減らしていませんし、今の感じなら兄同様に早期デビューも視野に入ってきそうです。来月になってもうワンランクペースを上げた時の動きが楽しみです。 |
2020.03.16 : ノーザンファーム空港 |
マシン運動、週1回坂路(F14~15秒)。464キロ 今週は少し楽をさせたのでマシンも併用しての調整でしたが、リフレッシュの意味合いを兼ねてのもので変わりなく順調に来ています。調教の最も進んだ組でしっかり負荷をかけられながらもそこまで大きな馬体重の変動もないですし、毛艶の良さ、馬体の張り厚みもあって、見るからに体調は良さそうです。この調子なら4月の移動も現実味を帯びてきました。最終的には調教師との相談になりますが、兄同様に早期デビューが可能な状況にあると思います。ピリッとした気性なので、牧場にいるうちに少しでもふっくらさせておきたいところです。 |
2020.03.31 : ノーザンファーム空港 |
週3回坂路(F15~16秒)。460キロ。 4月2日(木)にこちらを出発して天栄経由でノーザンファームしがらきに移動することになりました。移動間近ということもあって坂路はF15にとどめていますが、変わりなく順調にきていますし、動きも軽快です。飼い葉も食べて毛艶も良好、馬体はあばらが浮くくらいに締まっていますが、上もそうでしたし、この兄弟はみんなこんな印象がありますね。気性がピリッとしたところも似てきましたし、競馬では結果を出してくれると思っています。 |
東京サラブレッドクラブ公式より |
年明けからも至極順調に、期待通りの過程を踏んで今日の更新で明後日にノーザンファームしがらきへ移動の報が出ました!
動きは兄レッドベルジュールと同様にキレものという感じで、同様に早期デビューを目指せる状況になりました。
中間には喉の検査をして現時点で異常なしということで一安心。
最新のアバラの浮いた感じのこの馬体、やっぱり素晴らしいですねこの兄弟は。
同じく2歳3月時の全兄の馬体と比べても
どちらも素晴らしいです!(笑
比較用のスライドも置いておきます。
弟のレッドベルオーブは背中のラインがポイントかなと思っていましたが、その部分も1月から3月にかけていいラインになってきましたし、後々の伸びしろを感じさせてくれる部分でもあります。
募集時が435キロで、兄のベルジュールの募集時に比べたら大柄になるのかなと思いましたが、2歳3月、移動直前の馬体が460キロ。
6月デビューの青写真であれば兄よりは一回りは大きいと言われているので今くらいか470くらいでの初陣になるでしょうか。
そこで1つ勝って兄同様に夏は北海道で成長放牧。
ここまでの青写真を思い起こさせるくらいのここまでの順調ぶり、成長ぶりです。
さらにいえば、初戦は東京で見たいですね・・先々を見据えて。
まぁそこは同じ牧場内での序列でということになるんでしょう。
最後に1歳11月の牧場見学の写真を。
厩舎長に対応してもらいましたが、ちょうどベルジュールがデイリー杯を勝った直後の見学。
兄とは空港牧場は同じでも、育成厩舎が違うので直接見たことはないと仰っていましたが重賞を勝った兄と同じくらい、当然素質を感じる馬と当たり障りない会話をさせてもらいました(笑
順調に行けば6月デビューを見据えて早期移動になると思っていたので、その前にもう1回見に行きたかったんですが、本当にこればかりは致し方ないですね。
移動して、藤原厩舎に入厩した後のベルジュールの動きや関係者のコメントは凄かったですし、弟にもそのレベルのポテンシャルがあることを期待しています。
兄同様にと言いまくってますが、弟には兄を超える活躍を!兄には弟に超されない活躍を期待です!(笑