4歳馬アップライトスピンです。
前走の中山で3着の競馬後、個人的な希望としてアップライトスピンにとって初の続戦で東京・テレビ山梨杯を使ってもらいたいと思っていましたが、その期待に応えてくれて本日出走します。
20/1/22 池上厩舎 |
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22日は軽めの調整を行いました。 「先日の競馬は見どころたっぷりで、直線へ向いたときは勝てるかもと思うほどでした。早めに外から進出してきた馬に被されかけたので、そうさせないために早く踏んでいかなければいけなかったことが最後の伸びを鈍らせてしまったようです。大野もかなり悔しがっていましたが、前走時の内容とは違ったいい走りができていたので、ひとまずホッとしています。条件に関しては、段々と体つきも変わってきてやや短めにシフトしてきているのは否めませんが、先週の競馬っぷりだけで言えば今の条件でいいような気はしています。ただし、今回は最内枠に対応するために前半は下げて最後は外というストレスのかかりにくい形を選んだからこなせた部分もあって、形や持っていき方が変わっていたら最後に苦しくなっていた可能性も十分に考えられますから、距離に関しては延ばすというよりは1800mくらいかマイルくらいを視野に入れていく方向になると思います。レース後の様子は今のところ脚元に大きな異常は見られないので、少なくとも今週いっぱいの様子を見ていけそうであれば続戦を検討していきます」(池上師) |
20/1/29 池上厩舎 |
29日は軽めの調整を行いました。 「先週に引き続きじっくりと調整をしています。先週最初のうちは運動やプールを主体にしたメニューにしていましたが、現在は乗っていて、今朝も馬場でじっくりと体を動かしています。おそらく週末か来週あたりから時計を出す内容のものを再開すると思います。それで問題なく立ち上げていければ3週目の1800mの牝馬限定戦か、同じ週のマイル戦のいずれかへ向かっていくつもりです」(池上師) 2月15日の東京競馬(テレビ山梨杯・牝馬限定・芝1800m)か16日の東京競馬(4歳上2勝クラス・芝1600m)に大野騎手で出走を予定しています。 |
20/2/5 池上厩舎 |
5日は美浦南Wコースで追い切りました(69秒2-53秒8-39秒5-12秒2)。 「前走後、時間をかけてじっくりと調整してきましたが、思ったほどダメージがなかったのが何よりでした。時間をかけてきたことで馬も段々としっかりとしてきているのでしょう。胃腸薬のガストロガードを投与しながらですが、前走時から何とか10キロほど増やせていて、コンディションは悪くなさそうなので、来週の競馬へ向けて時計を出し始めました。今朝は他馬と一緒に行ったものの実質単走の追い切りで、直線でもまずまずの動きを見せてくれていましたよ。ここまでのところ悪くはないかなと思える状況で来ているので、何とか来週いい形で向かえるようにしていきます。次走の目標は引き続き両にらみの状況ですが、軸は牝馬限定戦のほうに置き、メンバー次第で一般のマイル戦へ移ることも含めて考えていきます」(池上師) 15日の東京競馬(テレビ山梨杯・牝馬限定・芝1800m)か16日の東京競馬(4歳上2勝クラス・芝1600m)に大野騎手で出走を予定しています。 |
20/2/13 池上厩舎 |
12日は美浦南Wコースで追い切りました(69秒0-53秒9-39秒4-12秒2)。 「先週の1週前追い切りは実質単走で、週末は坂路で終いだけの調教を行い、今日行った当該週の追い切りは併せ馬にしました。前に馬を置いて追いかけ、直線で内から伸ばしたところ、前脚を伸ばして大きなフットワークでしっかりと駆けていました。リズムも問題なく、全体的にいい動きをしていたと思います。体も良くて、引き続き480キロ台後半を保てていますし、追い切りと輸送で減るとしても前回からそこまで変わらない状態で送り出せそうな気がします。中距離のレースに対する不安がなくなったわけではないものの、前回のようにリラックス重視で運ぶことができればこれまで通りにこなしていいはずで、想定でメンバーを見ると2レースともチラホラ有力どころはいますから、それならば敢えて牡馬混合のマイル戦へ行かず牝馬限定戦の1800mへ向かったほうがいいだろうと判断して、ほぼほぼ土曜日のテレビ山梨杯へ向かおうと考えています」(池上師) 今のところ15日の東京競馬(テレビ山梨杯・牝馬限定・芝1800m)に大野騎手で出走を予定しています。 15日の東京競馬(テレビ山梨杯・牝馬限定・芝1800m)に大野騎手で出走いたします。 |
キャロット公式より |
日曜日の平場1600m戦も見つつでしたが、牝馬限定の特別戦・TV山梨杯1800mに決定。
賞金も違いますし、状況からしても特別戦という選択でよかったです。
ただ、初めてマイルを使う機会も近づいてきたという感じでそれも楽しみ。
前走後からの在厩での調整も順調で、馬体重も「480キロ後半」を維持とのこと。
念願だった10キロ増の474キロで出走できた前走でしたが、今回さらに増えていてもいいと思っているので、480キロ前後ででてこれれば理想的かも。
調教も馬なりで過去の失敗から仕上げ方が確立できているという感じですし、時計的にも内容もいいと思います。
トラックマンTVで追いきり映像が見れましたが、池上調教師コメントにもあるように調教でもあの前脚の出し方になっていましたね(笑
初めての中3週の競馬ですが、状態は申し分なしと思います。
頭数はフルゲート割れの15頭立て。
6枠10番に。
前回は少頭数の最内枠で意図的に下げて大外から追い上げていくという初めての形という競馬ぶりでしたが、
今回は2戦2勝している東京1800の舞台に変わり、先週までの東京芝の結果を考えてみても大外からというよりは、6月で勝ったときのような好位抜け出しの競馬が理想的。
雨が少し降ったくらいの馬場のほうがその再現性も高まるかとは思いましたが、木曜、金曜と都内でパラツイてた雨が東京競馬場では降っていないみたいなので、先週までの硬い馬場で時計が出やすいという馬場状態は変わらないかと思います。
少し心配な面もありますが、展開次第では自己最速の上がり33秒7を更新するキレ味を見せてくれるかもと高パフォーマンスを見せてくれることを期待してしまいます。
大野騎手も前回の競馬でかなり悔しがっていたということですし、それを踏まえて東京の直線で能力を発揮することだけ考えて乗ってくれれば結果もついてくると思うので、1番人気に応える走りを期待したいですね。