2歳馬レッドベルジュールです。
朝日杯FSに出走して2週間。現在は北海道に戻っています。
2019.12.18 : 栗東:藤原英昭厩舎 |
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調教メニュー:引き運動 藤原英調教師「レース後はソエが出て気にしている様子です。この後は放牧に出して一息入れる予定ですが、その前にレントゲンと内視鏡検査を行い、ソエと喉の状態を詳しくチェックすることにしています」 |
2019.12.19 : 栗東:藤原英昭厩舎 |
調教メニュー:角馬場 藤原英調教師「内視鏡、エコー検査の結果、前回より喉頭片麻痺の状態が悪化しており、手術を決断するタイミングにきているようです。近日中に北海道ファンタストクラブに移動させて手術をすることにします」 |
2019.12.27 : ファンタストクラブ |
22日に入場し、23日に軽いハッキングキャンターを乗ってみましたが、その時点で喉は鳴っていましたね。24日に内視鏡を入れて走らせたのですが、映像でも弁が気道を狭めているのが確認できました。すぐに映像と写真を三石の高度医療センターに送り、判断を仰いだところ、やはり手術は必要とのこと。来年の1月6日に手術の運びとなりました。飼い葉食いは良く、体調自体に問題はありませんが、それまではマシン運動にとどめて楽をさせます。 |
東京サラブレッドクラブ公式より |
レース後はまずソエと喉の状態チェックとのことでしたが、検査の結果「喉頭片麻痺の状態が悪化」しており、検討の結果「来年の1月6日に手術」を行うことになりました。
まぁ、秋にアイビーSを回避してから早晩手術を行うことになるだろうと思っていたので、タイミングとしては今のうちにということですね。
クラブ更新では結局朝日杯FSの敗因について語られておらず、このあたりはキャロットと比べたら・・と思わざるを得ないのですが、やはりレースでも喉の影響がなかったとは言えないだろうという印象を受けますね。
それであれば手術を行うことでその憂いが取り除くことができれば、また良いパフォーマンスを発揮してくれると思っています。
今年のレッドベルジュールは「3戦2勝」でした。
6月の宝塚記念同日にデビューして勝利。
10月のアイビーSを回避するも、11月のデイリー杯2歳S(GⅡ)を勝利して、個人的に初の中央重賞制覇となった出資馬になってくれました。
その勢いで2歳GⅠに挑戦も残念ながら10着でしたが、自身の競馬歴でも初めて阪神競馬場まで観戦に行き、応援できたことは嬉しかったですね。
明け3歳は、まずは喉の手術をして状態を戻していくことが先決になりますが、春の大目標を諦めることはないと思うので、そこに向かっていけるように手術の無事と術後の回復を祈りたいですね。
それが叶えば、また復帰したときにいい走りを見せてくれそうです。