2歳馬ラクンパルシータ。
2戦目の競馬を観に中山競馬場へ行ってきました。
馬体重は482キロで前走から変わらず。
競馬場では初めてみましたが、馬体は良かったですね。
入ってきた直後は普通に歩けているかなと思いましたが、やはり常歩で見せる鶏破でしたね。
周回の様子は結構チャカついていて、速歩になるときには右後ろ脚も気にならないか、程度が少し治まるかという感じでした。
脚を上げる分、歩きとしては遅いのか前を歩く1番との差が開き気味で、コーナーをショートカットしてました。
あと気になったのは正面から見た時の歩様ですかね。
募集ツアーで見たときはキレイな歩きをしていたイメージでしたが、今は結構ガバガバで緩さからくるものなのか、ハーツっぽいのかなという感じでした。
ビュイック騎手を背に返し馬の感じは悪くなかったです。
レースは1枠2番からスタート。
フルゲート17頭立ての内の好枠でしたが、やはりというか行き脚はつかず後方から。
最初のゴール板は後ろから3番手で通過していきます。
前半1000m通過が61秒くらい?
速くはないかなというペースに、3コーナーあたりで馬群が凝縮して来ますが、ラクンパルシータはというと、置かれる形で最後方追走になっています。
これがレース映像を見返すと全く移ってない状態で、ビュイック騎手も差を詰めていこうとハミをかけるような動作で追っているんですが、トモを含めて走りがバラバラに見えるような感じで直線へ。
直線に入っても結局グッとトモがハマった感がなくトップスピードに入らぬままゴールしました。
結果は17着で最下位でした。
出資馬の最下位は~たぶん初めてです(笑
19/12/14 古賀慎厩舎 |
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14日の中山競馬ではゆっくりとしたスタートで後方から進め、終盤の追い上げに期待したが見どころなく17着。 「歩様については事前に聞いていましたが、正直、跨ると歩様云々だけでなく、全体的なバランスの悪さが気になりました。走り出してからは馬体の緩さもあって余計に慎重に対応する必要があり、スピードに乗せていくというより、フォームが悪くならないようにフォローしながらの走りになってしまいました」(ビュイック騎手) 「何も知らされてないとジョッキーが驚き不安がると思ったので、事前に動画を見せ、言葉でも伝えて少しでも安心して臨んでもらえるようにしました。常歩だけでなく、ダクやハッキングでも見せてしまうことも伝えてあって理解して臨んでくれたのですが、レースで違和感は拭えなかったようです。やはり左右差があって進んでいけない。最後に弾けることもできず、気にしているのではないかとジョッキーは言っていました。たしかに正常と言い切ることはできないですが、マッサージを入念に行うことで以前よりはだいぶ和らいできているんです。脚は上がるけれど下への下ろし方がだいぶ楽になる頻度が幾分増えてきていたのですが…。トモだけでなく対応し切れない部分が出てしまったのか、やはりトモが捉えている以上につらいのか…。まずはレース後の様子をよく確認し、獣医さんとも相談しながら今後について検討していきます。思うような走りをお見せできなくて申し訳ございません」(古賀慎師) 入念にケアを施しながらレースへ臨んだのですが、内面に苦しさを抱えていたのか、他の部分に苦しさがあったのか、対応し切れず、良さを発揮できずに終わってしまいました。無理をしなかった部分もあるのでしょうが、期待をしていただけに残念でなりません。今後についてはレース後の状態の見極めをよく行ったうえで判断していきます。 |
キャロット公式より |
まぁ戦前の調教師の不安が的中と言うか、走りのバランスの悪さが顕著に出てしまって、トップスピードに入ることができずに終わってしまいましたね。
あと、これで走りきれていなかった、というなら良いのかなと思いましたが、鞍を外されての馬体が結構テカテカ、汗がすごかったです。
そうなると体力的にも結構消耗しちゃっていたのかなと。
追いきりをポリトラックにしなければならなかったという事情もありましたが、身体的にも競馬を走りきれる状態ではなかったかもです。
鶏破に関しては北海道で15秒台に突入してから見せ始めて今や12月。
そこが3歳になってどうなるかという感じですが、今日の走りを見ると次の競馬で即いい走りができるのかと言うとかなり難しい印象を持ちましたね。