デイリー杯2歳Sを勝って2戦2勝としましたレッドベルジュールです。
元々は10月19日の東京・アイビーS(L)を予定していたのが、直前に「喉頭片麻痺」の症状が認められたために回避。
とりあえずは手術が必要な段階ではないということで、GⅡのデイリー杯2歳Sへ目標を切り替え。
なんと鞍上予定が、ランフランコ・デットーリ騎手!
でしたが、これまた直前にオーストラリアのメルボルンCで降着による騎乗停止となって来日が延期に。
急遽の代打となったのが武豊騎手でした。
こんな経緯があって、武豊騎手を背に見事にデイリー杯2歳Sを制覇でしたから格別な重賞勝利となりました。
さて、レース後には藤原調教師が「G1を視野に入れます」ということだったので、朝日杯かホープフルか?
まぁその前にまず「喉の状態」ということで先週の更新。
2019.11.13 : 栗東:藤原英昭厩舎 |
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調教メニュー:引き運動 藤原英調教師「レース後は軽めの引き運動で様子を見ていますが、今のところ脚元や馬体に異常は見られません。明日、内視鏡検査を行って喉の状態を詳しく見てみることにしています」 |
2019.11.14 : 栗東:藤原英昭厩舎 |
調教メニュー:引き運動 藤原英調教師「今朝、内視鏡検査を行いました。これから診療所の獣医師と映像を解析して、今後の調整方法について考えていくことにしています」 |
東京サラブレッドクラブ公式より |
まず水曜、木曜の更新では「内視鏡検査を行いました」という報告だけ。
結局検査してどうなんだ~と思いましたが、先週の土曜にも更新があり。
2019.11.16 : 栗東:藤原英昭厩舎 |
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藤原英調教師「診療所の所長、課長と共に内視鏡の映像を確認したところ、状態は前回と大きく変わっていないことが確認できました。これなら次走も前走と同様のパフォーマンスを発揮できると思いますので、年内は手術は考えず、このまま次走予定の朝日杯へ向けて調整を進めていくことにします。レースにはスミヨン騎手で臨む予定です」 |
東京サラブレッドクラブ公式より |
喉に関しては、状態は大きく変わっておらず前走と同様のパフォーマンスが発揮できそうということ。
まぁその憂いがありながらあのパフォーマンスが出せれば全く問題ないですね。
それに続いて、「朝日杯」へ向けて「スミヨン騎手」で臨む予定と公式に発表されました。
目標のGⅠは朝日杯になりましたが、
鞍上は武豊騎手からスミヨン騎手に変更ということになりました。
その週中に武豊騎手自身のブログで、
先週、デイリー杯2歳Sは、フランキー(ランフランコ・デットーリ騎手)が乗るはずだったレッドベルジュールが回ってきて、勝つことができました。馬場が荒れている内ラチ沿いにコースを選びましたが、上がり最速の脚を使っての快勝ですから、馬が強かったです。次は朝日杯2歳Sだそうで、ボクにとってはノドから手が出そうなほどほしいタイトルですが、そもそも代打騎乗でしたから、そこは出番がなさそうです。でも、流れは悪くないので、チャンスは回ってくるかもしれません。それにしても、フランキーが予定どおり来日できていたら、さすがデットーリ!の見出しが躍っていたのでしょうね。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191114-00010003-keibana-horse
「そこは出番がなさそうです」
とおっしゃっていましたが結構自虐をいうイメージもあるので、そうは言ってもコンビ継続で朝日杯へ!
なんて思っていましたが、やはりそうはならなかったですね。
個人的な感情では「面白くないな~」と思ってしまうんですが、
厩舎、クラブ、牧場?といった関係者がスミヨン騎手で行くと決定したことですし、
それがレッドベルジュールにとっても最良の選択と思って応援するだけですね。
スミヨン騎手、久々の来日でラッキーライラックのエリザベス女王杯でもさすがという騎乗を見せてくれていますし、
朝日杯の前の週は香港で騎乗予定ですが、あまりムチャをしないことを祈ります(笑
2019.11.20 : 栗東:藤原英昭厩舎 |
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調教メニュー:角馬場 藤原英調教師「中間から角馬場で軽めに乗り出しています。まだレースまで時間がありますし、馬体重も結構減ってしまっていたので、まずは馬体重回復を最優先にじっくり進めていくことにしています」 |
2019.11.21 : 栗東:藤原英昭厩舎 |
調教メニュー:角馬場→坂路 坂 助手 64.8-47.6-31.4-15.9 馬なり 藤原英調教師「今朝から坂路にも入れて順調に立ち上げることができています。引き続きじっくり進めて行きます」 |
東京サラブレッドクラブ公式より |
そして今朝から朝日杯に向けて立ち上げということになっています。
とりあえずわかっている相手ではサウジアラビアロイヤルカップを勝って2戦2勝のサリオス。
鞍上ムーア騎手に変わるのはめちゃくちゃ合いそうですね。
他のメンバーを見ても「一騎打ち」と言ってもいいかもしれない様相。
サリオスサイドからしたら1強のつもりくらいかもしれないですが、
この相手にいい勝負ができたらまた楽しみが広がりますね。
先々週はデイリー杯2歳S制覇で盛り上がりましたが、
来春のクラシック路線でいうと先週の東スポ杯2歳Sですね。
コントレイル、すごい競馬をしたなと(笑
ディープxUnbridled's Songのニックスで、ベルジュールと同じですね。
次はホープフルSを予定ということは、ワーケアとぶつかることに。
暮れの2歳GⅠの結果、2戦2勝の馬たちの対決がどうなるのかですね。
今週走るマイラプソディ含め、11月前までは「ハーツ3強」という評判だったところに、
「ディープ」のレッドベルジュール、コントレイルが重賞連勝。
「ディープ」vs「ハーツ」といった構図ができつつありますね。
その「ディープ」のクラシック候補の中にレッドベルジュールも数えられるように、筆頭になれるように!
朝日杯は気合が入る1戦になります。