キャロット&東サラで一口馬主やってます。主な活躍馬:レイズアスピリット、クルミナル、ストライクイーグル、ヴァイトブリック、レッドベルジュール、ククナ、レッドベルオーブ

さいぱんの一口馬主ブログ

[アランブレラ] 4歳11月 11戦目 2勝クラス・東京芝2000の競馬を現地観戦

4歳馬アランブレラ

南関での8戦を経ていよいよ中央に復帰する日曜の東京最終レースを見に東京競馬場へ行ってきました。

競馬場に到着したのは15時ちょうどくらい。
マイルCSの馬券と、アランブレラの出走する12Rの馬券を先に買ってパドック待機です。

東京のメインレース発走ちょい前くらいに最終レースの出走馬がパドックに入ってきました。

2番枠のアランブレラが隊列の先頭に。
引手の厩務員さんが「ありがとー」と行って入ってきたので、前を譲ってもらったような感じでしたね。

東京メイン直前、マイルCS直前なので、パドックはガラガラでした(笑

馬体重は5キロ減の540キロ。
腹回りからトモにかけての張りがものすごいですし、他の8頭と比較しても馬体のインパクトは相当なものです。

所作は相変わらず子供っぽいというか、ドゥラメンテ歩きみたいなこともしていましたし、チャカついてましたね(笑

本馬場入場。
誘導馬の後ろに付いて走り出したいのを我慢させるような感じ。

西日を正面に栗毛の馬体が光りますね。

顔アップの写真に失敗してバックショット(笑

2000mのスタート地点へ。

2番枠、偶数番のゲート入りも8頭目のゲートインで、特にゴネることもなくスムーズに。

発馬に注目でしたが、

ダッシュがつかず(笑

枠を生かしてそのまますんなりと4番手に付けます。

1番の3歳牝馬キタイが引き離した逃げを打ったかと思いきや、向こう正面からペースを抑えて、
馬群が詰まってきたところで1000m通過が61秒とスローペース。

3コーナーから4コーナー、変わらず4番手の内を追走し脚を溜められる理想的なポジションではありましたが、
頭をよぎるのはスムーズに直線で抜け出してこれれば・・ということでしたが。

直線に向いて4番手、2列めの最内。
逃げた1番を交わして前に出たいところで、最内を突こうとするも開かない・・。
その外・・スペースがなくて開かない。

残り400を切って、そのスペースを開くのを待って待って開いたのが残り300あたりのところ。

前が開いて全速力!といきたいところでしたが、
一気にキレるという感じではなくジワジワとスピードが乗っていくような走り。

アランブレラが狭いところをようやく抜け出せたといった時には、直線でロスなく外から追い出されていた3歳馬2頭はエンジン全開。

前に出られた3歳馬2頭を追いかけますが、
直線で完全に勢いがついていた2頭との差は縮まらず。

さらに後ろから来ていたマルーンエンブレムの追い上げはしのぎましたが、
結果は「3着」でのゴールでした。

まずは中央での復帰戦、無事にレースを終えて引き上げてきました。

19/11/17 尾関厩舎
17日の東京競馬ではややゆっくりとしたスタートになるも促して2番手集団の内を追走する。直線に向いて前が壁になり待たされてしまったが、スペースを確保するとジリジリと脚を使い3着。
「できるだけ自分のリズムでスムーズに運びたいと考えていました。逃げる形とまでは言いませんが、今日の隊列なら2、3番手につけるイメージでしょうか。しかし、実際は周りの方がゲートの出が良くて、枠もあってずっと外側に馬がいる形になりました。直線では待たされた分だけ遅れを取ったので悔いが残ります。調教のときよりも実戦の芝の走りの方が良く、より脚を上げてしっかりと走れていたのには好感が持てました。このクラスでも十分に力は足りるはずです」(北村宏騎手)
「競馬自体は慣れているので大きな問題はないのでしょうが、1つ1つのアクションが大きい馬なので気をつけて接すように心がけ競馬に臨みました。雰囲気自体は悪くなく、無事に送り出せるかなと思えたので、ジョッキーには、スタート次第では積極的に行ってもいいと思うと話をしていたんです。結果的には他のほうが速く、終始壁がある形になりましたね。向こう正面で外に出していても良かったのかもしれないとジョッキーは言っていましたけど、東京の芝2000mで内枠を引いたら今日のような競馬をするのがセオリーでしょうし、悪い競馬をしたとは言いませんよね。残念ではありますが、想像よりも上手に走ることができていたので、これならばゆとりある条件であればいずれは他の競馬場も考えてもいいような気はしました。今回は地方からの再登録、そしてそのまま競馬と、急ぎ足で東京に間に合わせたようなところもあったので、気持ちを少し抜く期間を作れればと考えていますが、この後も楽しみになりました」(尾関師)
賞金の兼ね合いで2勝クラスからのリスタートとなったわけですが、初戦からメドの立つ走りをしてくれたのではないでしょうか。もちろん恵まれた点はありました。登録頭数がおそらく少ないだろう、そして、メンバーレベルも高くはないだろうということを想定してここを目標にしたところもありました。それなので次がある意味試金石になるのかもしれませんが、今日のレースは自信を持っていい内容だったと思いますので、今後も楽しみにしたいです。ひとまずはレース後のダメージ具合を確認しますが、基本的にはここでひと息入れて来年の始動に備えることになります。
キャロット公式より

まずは中央復帰の初戦。頭数、相手関係を選んでのレース選択というクラブコメントでしたが、それを考えると直線までの持ってき方がちょっと大事に乗りすぎた感はありましたかね。

確かに、尾関調教師の言うように内でロスなく回ってくるのはセオリーではあると思いますが、少頭数、相手関係を選んだというレースであったならば、不利を受けるリスクを負わずにスムーズに直線に回ってきてほしかったなと思ってしまいます。

追い出しを待たされて待たされて、抜けた時点ですでに1、2着馬がエンジン全開。
その待たされた200mちょいの間に先頭に立つような競馬ができていれば、長く脚を使えて追い上げを凌げたかもしれない。

そう考えると、北村騎手の「悔いが残る」という言葉につながるのかなと思います。

まぁ今回は3着という結果でしたが、大井での3勝目からゲート再試験を経てと急ぎ足で間に合わせたところもあったという尾関調教師のコメント。

2勝クラスでの復帰も、芝のレースも問題なく対応できたという点で、いい形で次の1戦に繋げられるのではと思います。

今後は一息入れて「来年の始動に備える」ということですが、距離は2000以上でも問題なく対応できそうですし、瞬発力を求められる条件よりは長く脚を使える条件が良さそうですね。

年明けには5歳になるアランブレラ、期待しています。

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