2歳馬レッドベルジュール。
本来ならば本日の東京9RアイビーSに出走を予定していました。
しかし1週前の追切りで思うように動けず。
念の為、検査を行うと「喉頭片麻痺」を起こしているということで、東京への輸送をともなうアイビーSは回避に。
手術を行う段階ではないということで、あらためての目標が「11月9日 京都・デイリー杯2歳S(G2)」と発表されました。
これが先週の話。
あらためての目標がデイリー杯。
なぜこのレースになったのか、11月9日といえば・・と「新たな楽しみが湧いてきた」と書きましたが、それがひとつ現実になりました。
2019.10.16 : 栗東:藤原英昭厩舎 |
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調教メニュー:角馬場→坂路 坂 助手 63.2-45.9-30.4-15.0 馬なり 助手「この中間も順調に調整しています。レースは先に延びましたが、馬は変わらず元気で乗り味もいいですね。明日の予定はまだわかりませんが、追い切って時計を出すことになるかもしれません」 |
2019.10.17 : 栗東:藤原英昭厩舎 |
調教メニュー:角馬場→坂路 坂 助手 64.1-47.2-31.4-15.8 馬なり 助手「今日も引き続き坂路で普通キャンターの調整でしたが、変わらずいいフットワークで走ることができていると思います。明日、追い切りをかけることになったので、あとは速いところにいってどれだけ動けるかでしょう」 ※デイリー杯の鞍上はL.デット―リ騎手を予定。 |
東京サラブレッドクラブ公式より |
デイリー杯の鞍上は「ランフランコ・デットーリ騎手」で予定!
11月9日から12月22日までの短期免許で9年ぶりに日本で騎乗することになったと報道されていた世界の名手。
以前の来日時には関東・小島太厩舎が身元引受厩舎だったので、今回の来日でどこの厩舎になるのかと話題にもなりましたが、それが今回「関西・藤原厩舎」
どこかのタイミングでレッドベルジュールとのコンビ実現がないかなと思っていました。
しかし予定されていたアイビーSの後、どこを使うんだと考えると今回の実現はないかな~と思っていましたが、回避、11月9日デイリー杯となった瞬間、これだ!と思っていたことが現実に。
今年の活躍だけで見てもクリスタルオーシャンにエネイブル。
現在でも世界のトップホースに乗っているデットーリ騎手が、9年ぶり来日の最初の日のメインレースに乗るのがレッドベルジュール。
どんな言葉が聞けるのか単純に楽しみですし、なんとかパフォーマンスが発揮できる状態に持っていってほしいですね。
今週は水曜、木曜は軽めの坂路で、昨日の金曜日に追切り。
稍重のCWで、67秒6 - 11秒7 馬なりの時計。
内サトノシリウス(古馬2勝)を1秒1追走して1秒3先着。
中ストーンリッジ(クロウキャニオンの17・新馬)を0秒5追走してクビ先着。
先週のディープキングとの芝追のVTRじゃなくて今週のVTRが見たくなるくらいにいい追いきりができたようです。
というか、この内容ならやっぱりアイビーS出れたのでは・・(笑
1週前の追いきりが新人の岩田望騎手で、今週が北村友騎手騎乗。
うーん、実際どうだったかというところですかね。
まぁ昨日・今朝方に降った雨の影響で、今日の東京の芝は不良まで悪化。
となると、アイビーS回避でもよかったかなと思うようにします。
喉の不安というのも実際になくなったわけではないと思いますが、それを気にならないくらいの追いきりが今週できたと思いますし、切り替えた目標のデイリー杯2歳Sはまだ3週間後と時間もありますが、なんとかベストパフォーマンスが発揮できるように状態を上げていってもらって、デットーリ騎手騎乗を実現してもらいたいところです。