3勝クラスの3歳馬ヴァイトブリックです。
前走は9月の中山ダート1800で全く脚を使えずの9着。
レース後はいつも通り、天栄に出ています。
19/9/25 和田郎厩舎 |
---|
25日は軽めの調整を行いました。 「最後の動きの物足りなさに悩ましい気持ちですが、レース後は、幸いにも身体的な問題を見せることはありませんでした。今いろいろとベースの部分から変えていこうとしているところでもあるので今回のレースでは上手く対応できずに終わってしまいましたが、3歳でこれからの馬でもあるので、経験を積みながら少しずつでもフィットさせていければという思いでいます。まだ手元で様子を見ていますが、近々天栄へ出して心身ケアを図ったうえで今後について検討していきます」(和田郎師) |
19/10/1 NF天栄 |
26日にNF天栄へ放牧に出ました。 トレッドミル調整を行っています。 「前回送り出すときは悪くない状態と思えたのでレースを楽しみにしていましたが、残念な結果に終わってしまいましたね…。歯がゆいですが、またいい走りができるようにしていきたいです。帰ってきてから状態の見極めていますが、背腰に若干の傷みがあるように感じられます。そのため、すぐに乗り出すのではなくトレッドミルを使った調整をメインにして回復を図るようにしています」(天栄担当者) |
19/10/8 NF天栄 |
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。 「背腰には傷みがあり、その疲れを取るためにまずはじっくりと動かしていましたが、少しずつ癒えてきたことを確認して乗り出しました。現在は無理しすぎない程度に馬場と坂路に入りじわっと動かし出しています。テンションの高揚が目立ちがちな馬ですが、今のところ悪くはないので、このまま少しずつ進めていきたいですね」(天栄担当者) |
19/10/15 NF天栄 |
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。 「疲れが癒えてきたので、徐々に調整のピッチを上げています。今の状況からすると最短で11月後半、もしくはもう少し時間をかけて12月の競馬になるかなという感じでしょうか。進めていく中での心身の状態を見ながら、どのあたりに目標を置くべきか検討していきます」(天栄担当者) |
キャロット公式より |
レース後に身体的なダメージを見せることはなく、放牧してからは若干の背腰の傷みというのはありましたが問題なく順調に立ち上げ、その後はピッチを上げることができているようです。
最短で「11月後半」、時間をかけて「12月」と次の競馬の選択肢も出てきました。
この11月後半と12月では条件が変わってくると思いますが、まず11月後半を見てみると東京にダート1600の番組がなく、あるのは1400の銀嶺S(11月23)。
同じ日に京都でダート1800の花園Sがあるから、もしかしてデビュー戦で大差勝ちを収めた京都に持っていく?
12月だと中山ダート1800の番組が2つあるので、中山が本線になるはず?
デビューからちょうど1年。
ここまで7戦しているヴァイトブリックですが、正直まだどの条件がベストなのかわからない状態というか。
今後も心身の状態がカギになってくるのは間違いないところなので、条件についても固定していくべきか、色々と試していくべきか。
3勝クラスでどの条件でも相手関係が楽にとは行かないと思いますし、力をつけて、経験を積んでいければと思います。