2019年度のキャロット1次募集結果、出資馬6頭が確定しています。
出資確定記事の2頭目は募集番号35番・ビアンカシェボンの18です。
一口出資額 | 25,000円 |
父 | エイシンフラッシュ |
母 | ビアンカシェボン |
母父 | フジキセキ |
性別 | 牝 |
毛色 | 青鹿毛 |
誕生日 | 2018.03.23 |
入厩予定 | 美浦 伊藤大 |
育成牧場 | ノーザンファーム早来 山根厩舎 |
募集時測尺 | 馬体重:441kg 体高:157.5cm 胸囲:178.0cm 管囲:19.7cm |
この馬は去年のセレクトセール当歳セッションでクラブが648万円で落札した馬でした。
会報でも取り上げられていましたが、1年経って無事に募集馬としてラインナップ。
募集価格が1000万円なので、落札価格から352万円の上乗せ。
良心的では?(笑
募集価格に関しては、セールの落札価格が出ているのでそう高くは設定できないですし、強調できる血統でもないので全体としても最安の1000万円になったでしょうか。
ということで「馬体の良さは値段に反映されてない」と思うとお得なんじゃと思ったのが最初の入りです。
馬体
馬体重:441kg
体高:157.5cm 胸囲:178.0cm 管囲:19.7cm
数字的にも、見た目的にも十分なサイズ感。
馬体を見る上でチェックすべきポイントは自分なりにありますが、この馬の馬体を見て丈夫そうと感じたのも良い点です。
厩舎
厩舎は関東の伊藤大厩舎。
キャロット所属馬は、
レーツェル(牝4) 3万円/口
フラッシュノワール(牡3) 4万円/口
スタックオンユー(牡3) 5.5万円/口
シェーネメロディ(牝2) 3万円/口
レーツェルとシェーネメロディがその世代の最安募集価格の牝馬。
そして今年の最安募集価格の牝馬がビアンカシェボンの18。
レーツェルがデビューから3連勝、シェーネメロディはデビュー前ですが、最安牝馬の扱いはわかっているはず(笑
クラブとの相性的なところでも悪くないと。
血統
エイシンフラッシュ産駒というと、キャロットでもジェシー、エイムアンドエンド、シャンデフレーズと走ってる馬がいますが、イメージでいうとキレる脚はないけど、先行してしぶとく脚を伸ばすという競馬をするイメージ。
そういう戦法をイメージすると、能力的な部分はわかりませんが、気性的には前進気勢が欲しいところ。
ツアーで見た感じ大人しすぎるっていう印象も持ちませんでしたし、必要な前進気勢は備わっていると感じ、それがあればレースで先行力を発揮できる馬体を持っていると思うことができました。
また、エイシンフラッシュxフジキセキの組み合わせは11頭がデビューして4頭が勝ち上がり(勝ち上がり率36%)。
ちょうど今日の東京3Rでラグビーボーイが4頭目の勝ち上がり。
少頭数で前目の4番手から直線では追い出しを待って、長く脚を使っての勝利でした。
ビアンカシェボンの18には1200~1600くらいでこういう競馬をしてもらいたいというイメージです。
結論
・最安募集価格
・価格に反映されてないだろう馬体の良さ、丈夫っぽさ
・厩舎とクラブの相性
・エイシンフラッシュ産駒のイメージに合致する気性と馬体
まぁ特に安さと馬体の良さですかね。
そして9月最初の更新です。
19/9/11 NF早来 |
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9日にNF早来へ移動しました。 |
19/9/30 NF早来 |
馬体重:451kg NFイヤリングでは夜間放牧をしっかりこなしていましたが、体高のある、黒く艶やかな馬体は一際目立つ存在でした。全体的に筋肉量が増しており、動きの力強さも出てきました。現在は放牧と初期馴致を取り入れていますが、初めての環境にも動じることなく、心身共に充実した中で調整を進めることができています。このままスタッフとの信頼関係を構築しつつ、先々の本格的な騎乗運動開始に備えていきます。 |
キャロット公式より |
最初の更新ですが、全体的に早来のコメントのほうが現状に対しての的確なコメントがされているように思います。
馬体重は441キロ→451キロ(10キロ増)
騎乗馴致前の初期馴致も心身ともに充実した中で進めていることができているのはいいですね。
牝馬ですし、人間との信頼関係、メンタル面の充実は育成の進捗にも影響してきますからね。
これが「体高のある、黒く艶やかな馬体」
全体的に筋肉量が増して力強さも出てきたということですが、見た目にも動きにも重苦しい感じはないですし、芝向きのスピードが備わってくれていたら楽しみです。