'17 キアレッツァ

3歳7月 新潟戦を目標にして美浦に帰厩しました

投稿日:2019年7月17日

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3歳未勝利馬のキアレッツァです。

前回6月の東京ダート1400戦では一旦先頭に立つシーンはありましたが、残り200mで一杯となり7着。

その後の近況更新からです。

19/6/12 萩原厩舎
12日は軽めの調整を行いました。
「ここ数戦の中では一番形になっていましたし、この馬なりに少しずつしっかりしてきたところもあるのでしょう。まだ勝ち負けまで距離はありますが、良化のあとは見て取れるので、残された期間のなかで何とか勝利に近づけていきたいです。権利を持っていないということもありますが、良化傾向にあるこの流れを維持したいですし、これまでと同様にケアの期間と十分な出走間隔を設けたうえで次走へ向かうようにしたいと考え、近々天栄へいったん放牧に出す予定です。おそらく新潟あたりを目指していくことになるでしょう」(萩原師)
19/6/18 萩原厩舎
13日にNF天栄へ放牧に出ました。
ウォーキングマシン調整を行っています。
「先週帰ってきて次走へ向けての回復ならびに調整を行っていこうと考えています。ただ、さすがに疲れていて、特に腰は堪えていますね。元気はあるので回復を図りさえすれば進めていけると思うので、まずはマシンの運動に留めて様子を見ています。あと、右の膝も負担がかかりやすい傾向にありますから、気を付けて調整していきたいです」(天栄担当者)
19/6/25 萩原厩舎
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。
「先週までは基本乗らない形で回復に充てていましたが、この中間から乗り、今朝は坂路で少し強めに動かしています。3ハロン42~43秒くらいを取り入れた翌日は軽めにするなど、週の中でも強弱を付けながら調教負荷をかけて何とかいい状態で送れるように持っていきたいです」(天栄担当者)
19/7/1 NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。
「坂路で3ハロン42秒程度とそれなりに乗っていますが、右膝を中心に状態を保ちながら進められています。新潟開催を目標に移動を検討していくことになりますが、現状の美浦トレセンは馬場改修の兼ね合いで調教コースが限られますし、こちらでできるだけ態勢を整えるプランも検討しています。今朝、調教師が来場して状態を確認いただいています」(天栄担当者)
キャロット公式より

天栄では右膝を中心に回復重視、重点的なケアを施されて順調に過ごすことができていたようです。

そして放牧から1ヶ月経った先週、美浦に帰厩してきました。

19/7/10 萩原厩舎
10日に美浦トレセンへ帰厩しました。
「時間に限りはありますが、数を使いにくいタイプでもあるので、慌てて使うのではなく質を高めたうえでレースへ臨めるようにできればと判断し、前走後は馬体のケアを重点的に行いながら乗り込んでもらいました。この馬なりにはいいと思える状況になってきたということでしたし、新潟戦を目標にしてこのタイミングで美浦へ連れて来ることにしています。まずはこちらでも確認作業を行っていき、徐々に調整のピッチを上げていきます」(萩原師)
19/7/17 萩原厩舎
17日は美浦南Pコースで追い切りました(66秒9-50秒6-36秒8-12秒1)。
「先週の半ばに帰ってきて翌日から動かしていましたが、いい意味で変わりない感じがしました。むしろ少しずつ上向いているかなとも感じていたので、この調子でなんとか結果につなげていきたいです。時計になるところは週末から開始していて、その時は坂路、今朝はポリトラックコースで追い切っています。今日は助手を背にして単走で終いを伸ばしていて、鞍上のゴーサインにしっかりと反応して走れており、動きはまずまずと言えるものでしたよ。体、カイバ食いに若干の物足りなさがあるので、そのあたりをうまくケアしながらレースへ向かっていきます。今のところ再来週の競馬を視野に入れています」(萩原師)
8月4日の新潟競馬(3歳未勝利・牝馬限定・ダ1200m)に出走を予定しています。
キャロット公式より

今日の更新で8月4日の新潟・牝馬限定の1200での出走予定が出ました。

来週7月27日の方かなと思っていましたが、厩舎で少し時間をかけて再来週ということになりそうですね。

美浦トレセンの馬場改修中ですが、これまでもポリや芝で追い切られていたキアレッツァにはあまり影響はなさそう。

ですが、まず土曜にデビュー以来初となる坂路での時計。

そして今日はポリトラックでしたが、3Fが36秒台というこれまでにないような意欲的な時計。

「少しずつ上向いているかな」という状態の良さが感じられる帰厩後からの時計かなと思います。

体、カイバ食いに若干物足りなさがあるということで、馬体に大きな変化はないかもしれませんが、再来週の競馬に向けて状態万全で臨めれば。

3歳出資馬で唯一の未勝利馬となりましたから、なんとしても勝ち上がりを掴んでもらいたいところです。

 

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