3戦未勝利のグランヴィスタ。
勝ち上がりを目指して天栄から函館に入厩しました。
19/6/12 NF天栄 |
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トレッドミル調整を行い、日によっては坂路でハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。 「日によって調教メニューを変えていますが、動かす時はしっかりと動かして負荷をかけています。徐々に3ハロン40秒程度も取り入れて、送り出す態勢を整えていきたいです」(天栄担当者) |
19/6/18 NF天栄 |
トレッドミル調整を行い、日によっては坂路でハロン13~15秒のキャンター調整を取り入れています。 「脚元の様子をよく確認しながら日々の調教を行っていますが、良い意味で変わりありません。栗田調教師とは今のところ馬場等を考えて函館へ向かう方向で話をしていますが、そうするとフラットコースしかない場所で調教を行うことになります。腕節部はどうしても負担がかかりやすいので、天栄にいるうちに坂路でハロン13秒の時計も織り交ぜながら負荷をかけて送り出せる態勢を整えていきたいと考えています」(天栄担当者) |
19/6/25 NF天栄 |
トレッドミル調整を行い、日によっては坂路でハロン13~15秒のキャンター調整を取り入れています。 「前回もそうでしたが今回も腕節部の状態の変化には気を遣ってきました。万全とは言い切れず一回使うとそれなりの反動が出てしまうでしょうが、ひとまず今回は何とか状態を保った中である程度動かすこともできていました。今のところ今週の函館入厩を考えていると厩舎から連絡をもらっているので、このまま無事に送り出したいです」(天栄担当者) |
キャロット公式より |
前々走後と同じく「腕節部」に気を使っての天栄での調整。
天栄の坂路動画では3F40秒2、終い12秒7と乗り込まれていましたし、次の競馬に向けて態勢を整えて函館へ送り出されました。
19/6/27 函館競馬場 |
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27日に函館競馬場へ帰厩しました。 「前々走時も見られたのですが、前走後も腕節部に疲れがあったので天栄で慎重に様子を見てもらい、ケアと調整を進めてもらいました。無事に送り出せる態勢を整えられたという連絡をもらっていましたので、洋芝を求めて函館へ向かうことにし、本日入厩しています。まずは様子を見て動かしていきますが、問題なければ2週間ほどで競馬へ向かえればと考えています」(栗田師) |
19/7/3 函館競馬場 |
3日は函館Wコースで追い切りました(73秒8-57秒7-42秒5-13秒8)。 「前々走後、前走後と疲れが歩様に出やすいところがあって心配でしたから、私も函館へ行って直接確認してきました。天栄ではうまく付き合いながら調整してくれていたのですが、それでもやはり歩様に心許なさがあり、ちょっと捌きにぎこちなさがあるな…とは感じていたんです。これは短期間でどうこうできるものではなかったので今やれることをやりながらレースへ向かっていくほかないと考え、極力負担を少なくできるよう、体の軽いジョッキーを背にして調教していたんです。美浦でも乗ってくれている和真(原田騎手)に手伝ってもらっていますが、彼も歩様は少し気になると。今朝は追い切りに充てたのですが、やれるなら4ハロン55秒くらいという指示を出していたものの、結局は無理しないほうがいいという判断に至ったようで58秒くらいに留めたとのことでした。その中でもちょっと躓くようなフットワークになっていたということだったので、この後も様子を用心深く確認しておきます」(栗田師) |
キャロット公式より |
日曜から時計を出してというところでしたが、来週の競馬を予定してた昨日の追い切り時計が軽め。
時計だけを見たときに意図通りなのかな?と思いましたが、夕方のクラブの更新では歩様の不安から「無理しない」という騎乗した原田騎手の判断だったようです。
躓くようなフットワークになったというのも心配ですが、何事もなければという感じで、来週の競馬は難しいのかもしれません。
トモが甘い、ハービンジャー産駒らしく緩いということで、2歳5月に左前脚の歩様に違和感も出たグランヴィスタですが、体質がなかなか改善されず、競馬を使うごとに苦しくなってきているかもですね・・。
6月の会報では前走後の田辺騎手のインタビューで「上のクラスでも楽しみな1頭」との評価。
まずは1つ勝てるように残りの期間でなんとか。
無事に競馬に向かっていければと願います。