3歳馬ヴァイトブリック。
5月2日の園田・兵庫チャンピオンシップは完敗の2着でした。
19/5/4 和田郎厩舎 |
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「昨日は最良の結果を出すことができずに申し訳ありません。体は減ってこそいましたが悪くない状態で臨めたのではないかと見ていました。それだけにスタートで後手を踏んだのは痛かったですね。入ってすぐにスタートを切られる格好になり驚いてしまったようで、流れに乗せるのに少し脚を使った分だけ最後の伸びに若干響いたのかなと思います。勝ち馬はさすがに強かったですが、何とかあの差を詰めていけるようにしたいですね。レース後はいったん栗東に戻り、落ち着かせてから昨日美浦へ移動させました。頑張って走ったんだなと思わせる疲れ方をしていますが、脚元等に異常はありません。早めに回復させてあげたいと思いますので、近々天栄へ放牧に出して、現地での様子を見ながら今後について検討していきます」(和田郎師) |
キャロット公式より |
美浦に戻っての和田調教師コメント。
12頭立て12番枠で最後入れはいいかなと思いましたが、逆にそのことが仇になった感じでスタートに後手を踏んだと。
そうか、そういうこともあるんだなという感じですが、まだ4戦目のヴァイトブリックもいい経験になったかと思います。
その後は天栄に放牧に出ています。
19/5/7 NF天栄 |
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5日にNF天栄へ放牧に出ました。 ウォーキングマシン調整を行っています。 「日曜日に天栄へ放牧に出てきました。園田の競馬は残念でしたが、見直すことができる部分はあるはずですし、またいい走りができるようにこちらでもしっかり調整をしていきたいと思っています。移動して日が浅いこともあってまだマシンだけで様子を見ています。少なくとも1週間は見極めに充て、そのうえで少しずつ進めていくことになるでしょう」(天栄担当者) |
19/5/14 NF天栄 |
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。 「先週前半は乗らずにゆっくりと体を動かすのみにしていましたが、その後から乗り出して今週から坂路調教を開始しています。元々そういう心配はあった馬ですが、今回はちょっと気持ちの昂ぶりが目立っていて、登坂時に掛かり気味です。可能ならばユニコーンSへ向かっていく方向で和田調教師と話をしていますが、状況によってはギリギリまでこちらで調整したうえで送り出す形を採ることになるかもしれません」(天栄担当者) |
19/5/21 NF天栄 |
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。 「体調自体は問題ないのでユニコーンSへ向かうことはできそうですが、相変らず走っているときの気持ちの昂ぶりが目立ちますね。もう少し落ち着いてほしいかなと言うのが正直な感想です。トレセンで攻めにくいところもあるかと思うので、場合によっては最短スケジュールで競馬へ向かうことも相談させてもらうかもしれません」(天栄担当者) |
19/5/28 NF天栄 |
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン13~15秒のキャンター調整を取り入れています。 「精神状態が相変わらず気になり、馬場入りすると昂ぶりが見られ、走っているときも力みが見られますね…。体調自体は悪くないのでレースの予定を変更する必要はなさそうですが、どのタイミングでトレセンへ入れてもらうべきか迷うところです。最短で今週末の移動もあり得るのでしょうが、競馬との距離が近い環境に入ることで余計にイライラする可能性はあるので、その不安を少しでも軽減させるために直前移動ということも含めて調教師と相談します」(天栄担当者) |
キャロット公式より |
気持ちの昂ぶりコメント連発です(笑
天栄でヴァイトブリックを見たのは京都での新馬戦後、2歳10月の1回だけですが、その時も本当に怖いくらいに暴れていました。
それが今回はずっと続いているという感じなのかなと思います。
前走後、使えたらいいなと思っていた6月16日の東京のユニコーンS(G3)。
陣営もそこに目標を置いて調整自体は順調に進められているようですが、帰厩のタイミングについては迷っているようですね。
10日競馬の可能性もありそうですが、レースに向けてどう対応していくかも楽しみです。
そして出走するとなるとヒヤシンスSよりさらに豪華になりそうな雰囲気。
特に青竜Sの1・2着馬が参戦してくると簡単じゃないなという感じ。
ここでもし2着とかになると、3歳ダート界のモノサシ馬になってしまいそうなだけに頑張ってもらいたいです。