明け3歳のグランヴィスタです。
12月28日の2018年最終日の中山でデビュー。
18頭フルゲートの芝2000、除外馬6頭が出た新馬戦でしたが、
年明けの新馬戦のとんでもない状況を見ると、そこで出走できたことがなんともよかったなと思えますね。
新馬戦の結果は4着。
「両前脚に擦過傷ができ、実はそこから菌が入って腫れるアクシデントがレースまでの間にありました」とレース後に明かされた脚元の状態ですが、年明け後も大事には至らずに天栄に放牧に出ています。
19/1/3 栗田徹厩舎 |
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3日は軽めの調整を行いました。 「傷腫れの心配をしましたが、レース後すぐに消炎剤を入れて炎症を抑えたことが良かったようで、悪化してフレグモーネを発症することはありませんでした。また、負担のかかりやすい飛節や他の部分に大きなダメージを見せることもありませんでした。ただし、走ったなりの疲れはあるようでちょっとクタッとしています。体力的にはまだこれからという状態で初戦を迎えたので、この馬なりに頑張って走ってくれたという証なのだろうと思います。最初はバサッバサッっといた動きで心配していたものの年末のレースでいいイメージ、いい手応えを掴めましたから、いったん放牧を挟んでコンディションを整えてまたいい走りを発揮できるようにしたいです」(栗田徹師) |
19/1/8 NF天栄 |
4日にNF天栄へ放牧に出ました。 トレッドミル調整を行っています。 「最初の頃はどうなることか…とちょっと心配していたのですが、少しずつでも力を付けてくれたおかげで暮れの競馬ではよく頑張ってくれたと思います。この調子でこの後も良くして結果もより良いものにしていきたいですね。年明けに天栄へ放牧に出てきたのですが、見る限りではガタッとは来ていないようで、馬体のダメージも目立ってはいません。ただし、成長を図っていきたいという考えに変わりはないので、焦って動かしていくのではなく時間をかけて乗り込んでいき、春ごろの競馬を目指していければと考えています」(天栄担当者) |
19/1/16 NF天栄 |
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。 「帰ってきて少しの間はマシンやトレッドミルを使い、人が跨らない形での運動を行いつつ疲れを取るようにしていましたが、この中間から乗り運動を開始しています。現在は周回コースに入れて軽めのキャンター調整を行っていますが、状態面は良い意味で変わりないように思えます。緩さが目立つ状況なので成長を図るためにもジックリと進めて行きます」(天栄担当者) |
19/1/22 NF天栄 |
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によってはハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。 「乗り出してから大きく気になることはなかったので、現在は坂路にも入り適度な負荷を求め出していますよ。今朝栗田調教師が来場されたので状態を確認いただき、そのうえで大まかな目標として3月の開催あたりを視野に調整を進めていこうという話になりました。より良いパフォーマンスを発揮できるようにしっかり乗っていきます」(天栄担当者) |
19/1/29 NF天栄 |
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によってはハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。 「栗田師が来場された時に次の大まかな目標を決めることができ、それに備えて調整のピッチを徐々に上げ出しています。これまではハロン14~15秒くらいで幅を持たせていたものの、今は14-14をベースにしていて、これからさらに負荷をかけることも考えていきます」(天栄担当者) |
キャロット公式より |
脚元の弱さから、最初は天栄でも、栗田調教師にもすごく心配されていましたが、
新馬戦の走りでいいイメージ、いい手応えを持たせることに成功したみたいです。
新馬戦は最初のスタートはまぁ仕方ない。
やっぱり4コーナーのあの大回りはもったいないな~あそこを内で回ってきてたらな~
とレースを見返す度に思ってしまいますが、
陣営に手応えを十分に感じさせてくれる走りができたということでよかったでしょう。
天栄に放牧に出されてからもゆったりと立ち上げ。
大まかな目標として3月開催での競馬という話も出てきました。
理想としては2月東京の長めのところを使えればということだったと思いますが、
3月中山で使えたら十分かなと思えますね。
とにかく2月の間もジックリと進めてもらって、3月の競馬に使えるようなら前進必至という感じ。楽しみです。