2歳馬アップライトスピンです。
18/12/6 山元TC |
---|
この中間はトレッドミルでの調整を中心に、坂路でハロン18秒のキャンター調整を行っています。 「脚元の状態はいい意味で変わりありませんので、坂路でのメニューを取り入れ始めています。次の競馬まで少し間隔を空けることになるので、じっくり状態を上げていければと考えています」(山元担当者) |
18/12/12 山元TC |
この中間は周回ダートコースでのキャンター調整を中心に、坂路でハロン16~17秒のキャンター調整を行っています。 「徐々にピッチを上げていますが、変わりなく進めることができています。直近の馬体重は472キロとこちらへの入場時に比べて増加傾向にありますので、このまま良化に努めていければと思います」(山元担当者) |
18/12/19 山元TC |
この中間は周回ダートコースでのキャンター調整を中心に、坂路でハロン15~17秒のキャンター調整を行っています。 「この中間も変わらずに進めることができています。浮腫みやすいところはありますが、まだ体がパンとしていないということもありますので、現時点では致し方ありません。予定通り、2月の競馬を目標に逆算しながら進めていければと考えています」(山元担当者) |
18/12/26 山元TC |
この中間は周回ダートコースでのキャンター調整を中心に、坂路でハロン14~16秒のキャンター調整を行っています。 「カイバ食いにムラがあり、なかなか馬体重が増えてこないのがネックではありますが、調教の動きや手応え自体は良好です。ペースを上げつつ、適度にリフレッシュを取り入れることで、馬体を少しでもふっくらさせていければと思います。馬体重は471キロです」(山元担当者) |
キャロット公式より |
2月の競馬に向けて逆算して山元TCで調整が進められています。
蹄底の薄いタイプということで蹄の状態、また馬体重が増えてこないというのは少し心配なところもありますが、動きや手応え自体は良好ということで、いい状態で明け3歳の初戦を迎えられればなと思います。
今年を振り返ると、11月の東京でデビューしてくれて見事にデビュー勝ち。
牡馬相手の1800戦でしたが、ゆったりとした調整過程の中で迎えたデビュー戦で、勝てたことは大きかったです。
また上がり最速を計時した直線の走りはかなり個性的な走り方。
見ている分にもワクワクしてきますし、伸びしろという部分でも期待しかないですね。
牧場見学は4月北海道での追分ファームでしたのが最後。
冬毛でもっさりとした馬体でした。
でも出資した時から5月生まれで馬格のあるディープ牝馬になってくれそうだなという思いがありましたし、募集時はディープ牝馬で唯一売れ残った馬でしたが、その中でも2歳時点でコントラチェックとアップライトスピンだけがデビューできているというのもよく頑張ってくれているなと思います。
明け3歳は、まず2月に予定されている東京での結果が重要になってきそうです。
クラシックを目指す牡馬を相手にということにもなると思いますし、2戦目のアップライトスピンがそこでどれだけの走りを見せることができるか。
簡単ではないと思いますが結果次第では、春の大きな舞台を目指そうということにもなってくると思うのでこちらもかなり期待が大きい明け3歳となっていきそうです。