11月中旬に行ってきた北海道・出資1歳馬牧場見学の旅。
。。11月中旬!
もはや1ヶ月も前の話で情報の新鮮さもなにもありません。
今週末には12月の定期更新もありますので、
調整も全然進んでいることになりますが、5頭とも順調に進めていてくれていることでしょう。
今年は出資馬すべてがノーザンファーム空港での育成。
今回案内してくれたのが事務局長の並木さんでした。
ちょうど今月のキャロット会報でお話が載っていましたね。
GC中継の朝日杯アドマイヤマーズの生産者インタビューでも登場していました。
見学時もとても柔らかくお話してくれる方だったので、
とても楽しく見学させていただきました。
見学順では5頭目、一番最後でしたが、
S-1厩舎のディープインパクト産駒レッドファンタジアの17から書いていきます。
一口出資額 | 175,000円 |
父 | ディープインパクト |
母 | レッドファンタジア |
母父 | Unbridled's Song |
性別 | 牡 |
毛色 | 鹿毛 |
誕生日 | 2017.04.06 |
入厩予定 | 栗東 藤原英昭 |
育成牧場 | ノーザンファーム空港 S-1厩舎 |
募集時測尺 | 馬体重:412kg 体高:157.0cm 胸囲:169.5cm 管囲:20.2cm |
開口一番に並木さんから
いい馬ですよ。
以下、太字が関係者談です。
現在18秒くらいで進めています。
(じっくり進められていますね)
馬の雰囲気的に特別悪いというところはないが、
上も結構敏感なところがあって精神的には気を付けていきたいので、
進めていって悪くなるというよりも、今はしっかりと下地を作っていこうと。
動き的には余裕はありますけど、詰め込みすぎずにというところです。
(上の牝馬2頭に比べたらおとなしい?)
そうですね、上2頭に比べたらそうだと思いますが、
この馬もそういう部分をおそらく持っていると思う。
今時期から強調されないように、坂路でしっかりいい動きができるように、
精神面に重きを置いて今はやっています。
(ディープの牡馬って感じしますか?)
そうですね、見た感じには一つ上のレッドベルディエスによく似ています。
オトコ馬の分、腹袋などこっちのほうがあるという感じ。
馬体重は442キロで、お姉さんと比べて20キロくらいある。
お姉ちゃんの新馬戦も普通は勝ってる競馬だったんでね・・
あの競馬をして負かす馬はそんなにいないと思います(笑
この馬も格好とか雰囲気がありますし、いい馬ですよね。
(順調に行って秋デビューとかって感じですか?)
このあとの進み具合ですが、まぁディープなので慌ててもという感じですから
秋口とか、今まで王道と言われていたレースを目指していく形でいいかと思います。
これから進めていって精神面に問題がないとか、
飼い葉食いに悪影響がないと判断されればどんどん進めていくでしょうし。
(キレる走りを期待したいですよね)
そうですね。この馬に求められるのはそういう走りだと思います。
ここで引き手のお兄さんにも質問
(扱いやすい馬ですか?)
なにもしなかったらのんびりしている馬なんですが、
周りがガチャガチャしたら、その馬以上にはしゃいじゃうところはある(笑
実際はおとなしい馬なんですけど、敏感すぎるところがある。
再び、並木さん
最初は頭の位置も高かったが、少し経つと首の位置も下がってゆったりとしてきたんだなと。
最初はピーンとしてて、目つきも零れ落ちそうな感じで(笑
そういう部分はおそらく持っていると
頭が高いと制されているところ
(7月、8月は馬体が結構スッキリしていたと思うんですけど)
上も最初はそんな感じで、最初はスッキリしすぎているくらいでしたけど、
暖かくなって体力的にも余裕が出てきたらふっくらしてきて、
そういう体を維持できるようになってきた。
(厩舎もリーディング厩舎ですしね)
そうですね。
今後ろにリーディング調教師が見に来てますけど
(え!??)
この馬見に来たと思うんですけど(笑
藤原厩舎にすごく合ってる馬だと思います。
そ、そうなんです。まさかの藤原調教師と遭遇!
どうやら自分の見学よりも少し前に厩舎の外で待っていたらしく、
自分も厩舎入り口から入る時に6、7人の人だかりを横目に中に進んでいったんですが、
そこにいたのがまさかの藤原調教師でした。
思い返すと見学前に「会員さんを先に、待っててもらって」みたいなスタッフさんの声がうっすらとあったので、藤原調教師を待たせながら見学をしていたということが判明したのでした‥(笑
見学が終わると、自分らは横の入り口から出て、馬は正面の入口に連れて行かれて調教師と対面。
自分も話聞きたい~と思いつつも車の中へ。
すると1分そこそこで終わったのか、
藤原調教師が停めてた車が自分の左隣の車だったらしく、運転席の方へ!
窓開けてご挨拶したいと思いつつ、
調教師と会員を接触させないような牧場側の配慮も感じていたので、グッと耐えて先に車を発進。
あとで隣の同乗者に聞くと、藤原調教師は窓越しにこちらを見て敬礼のポーズをしてくれたらしい!
運転席で気づかず!
しかし先に車を発進させたものの、直後に藤原調教師の車に付けられる不思議な展開。
こ、これは側道に車を止めて接触試みるかとドキドキしてたら、左に曲がって別の厩舎に向かったようでした。
と、牧場見学の最後にすごいおまけな体験がありましたが、
結局直接お話する機会はなかったので、来年のクラブパーティーなどでお話できる機会があればいいなと思いました。
レッドファンタジアの17も、やっぱりいい馬でした。
見学した馬はみんないい馬に見えますが、やはり母馬に出資していたということも乗っかってるのでさらによく見えますね。
しかもディープですし(笑
ディープ牡馬として2歳秋口からの王道路線というのは当然期待されるところですし、冬を順調に越して2歳から楽しませてもらいたいです。