2歳馬シェドゥーヴルです。
競馬ファンの間でも話題になるような父オルフェーヴルを彷彿とさせるようなデビュー戦勝利をあげてくれましたが、レースの2日後に「右トウ骨遠位端部分に骨折の疑い」があることが判明。
天栄に戻されたその後の経過で、早来まで戻る方向になりました。
18/12/7 NF天栄 |
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「膝の骨折扱いで休養に入ることになり、傷みが落ち着くには少なくとも3ヶ月から6ヶ月ほどのお休みは必要になりそうとのことです。例えばオペなどの処置が必要という判断になったり、そうでなくてももう少し時間をかけたほうがいいということになれば半年以上の期間を要することになりますが、現時点では断定できないためいったん放牧に出し、牧場で経過を観察し、今後について探ってもらうことになりました。結果的に休養期間が長引いたとしても決して悪いことではなく成長を促すことができると捉えられますし、各再試験そして復帰へ不安のない状態で向かえるようになってほしいと思っています」(木村師) 7日にNF天栄へ放牧に出ました。 |
18/12/11 NF天栄 |
ウォーキングマシンでの調整を行っています。 「放牧後は軽めに動かして状態を見ていますが、歩様はそこまで悪くありません。ただ、触診すると熱感がありますし、しばらくは休養に充てる必要がある馬ですから、獣医師のチェックも交えながら慎重に進めていきます」(天栄担当者) |
18/12/15 NF早来 |
「美浦トレセンでの検査時の画像がやや不鮮明だったと言うことで少し時間をおいて天栄で再検査を行いました。その結果、小さな骨片があるように見え、こちらの見解としてはオペをして関節を綺麗にした方がいいのではないかという結論に至りました。そのことを踏まえて本場と相談した結果、北海道で改めて確認した上で最終的な判断を下すことになりました。オペとなればしばらく休養することになりますが、このお休みで不安をなくして順調に復帰戦へ臨めるようになってほしいです」(天栄担当者) 15日にNF早来へ移動しました。 |
キャロット公式より |
火曜の天栄での更新では、幸い歩様はそこまで悪くないということでしたが熱感のある状態。
これなら熱感が治まれば、まだ3歳春を諦めなくてもよいのかな・・
なんてことも思いましたが、やはり12月4日の最初の競馬会の獣医師によるジャッジが正しかったということ。
天栄で再検査の結果、右膝、トウ骨に小さな骨片があるように見えるとのことで早来に移動。
これを除くオペをすることになりそうです。
箇所は違えど、アランブレラと同じように初戦後に骨折が判明して、同じようなクリーニング手術をすることになってしまいました。
オルフェーヴル産駒でそんなところが一緒にならなくてもと思いますが(笑
やっぱり春に見れないというのは残念ではありますが、
ここは気持ちを切り替えて、脚元の不安が判明してよかった。
その不安を取り除いた上で、木村調教師の言うような成長を促す期間と捉えれば、シェドゥーヴルの今後の競走生活にとって悪いことではないと思います。