東京芝1800で見事に新馬勝ちを飾ってくれた2歳馬アップライトスピンです。
レースから1週間後に、予定通り山元TCへ放牧に出ています。
18/11/21 池上厩舎 |
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21日は軽めの調整を行いました。 「この馬自身、まだ幼さが目立ち、体もパンとしていない状態なのでもっと良くなってくるはずですが、現時点でしっかりとパフォーマンスを発揮してくれたことは何よりでした。脚を上げて叩くような走法だったので脚元へのダメージが心配でよく見ていますが、ここ数日の様子は変わりなさそうです。念のためにもう少し手元で確認しますが、大丈夫かなと思えた段階でいったん山元トレセンへ放牧に出し、お休みにしたいと思っています。これからの馬で、体質面を考えても反動は出やすいと思いますし、表に出なくても内面で疲労は蓄積されやすいはずなので、しっかりとケアと乗り込み期間を設けてからレースへ向かっていく形を採っていければ理想的と思っています。今後のことについてはあくまでも牧場での様子を見ながら相談していきますが、広いコースの中距離戦で引き続き走りを覚えさせていきたいので、2月東京の自己条件戦を目指していく形をイメージしています」(池上師) |
18/11/29 山元TC |
24日に山元トレセンへ放牧に出ました。 この中間はトレッドミルでの調整を行っています。 「こちらに移動後はリフレッシュ中心のメニューを行っています。次走は早くて2月の東京開催ということですので、緩やかに立ち上げていくイメージで進めていきます。以前もお伝えしていましたが、蹄底の薄い馬なので、そうした部分でもより良くした上で送り出すことができればと考えています」(山元担当者) |
キャロット公式より |
まず池上調教師によるデビュー戦振り返りのコメント。
「脚を上げて叩くような走法だった」というのはやっぱりそういうことでしたよね。
キャロットの牝馬では、あの馬を思い浮かべますよね(笑
大味な脚の使い方でしたけど、個性的な走り方でスケールを感じるものでした。
とりあえず脚元へのダメージは大丈夫そうで。
山元TCに戻って「蹄底の薄い馬」というのは、そうか新馬勝ちの喜びで忘れていた。
とりあえず「蹄底 薄い」で検索したら、キャロット先輩馬の記事が。
http://race.sanspo.com/keiba/news/20140529/pog14052905010016-n1.html
ハープスターですね。
そのオークス後の公式の近況で「蹄に繊細なところがある」といった話もありますね。
4歳春で繋靭帯炎と種子骨靭帯炎を併発して現役を引退。
圧倒的な走力があった馬でしたから、それ故のということもありますが、蹄が繊細ということも関係ないということはなかったのかなということですかね。
ちなみにアップライトスピンのパドックで撮った1枚。
左前のこれしか写真がなかったですが、確かに蹄鉄との立体感があまりないように見えます。
ちなみにこれは5歳馬ストライクイーグル。
うーん、よくわからない・・(笑
まぁこちらがなんだかんだと思っていてもあれですし、十分なケアが必要になってくるのだと思いますが陣営の皆さんに良くしていっていただければ。
次は早くて年明け2月東京開催の目標。
距離は中距離でということなので、例年の番組でいえば、
・セントポーリア賞 (芝1800)
・ゆりかもめ賞 (芝2400)
・フリージア賞 (芝2000)
早い順にこの3レース。いずれも混合戦。
この2月に2勝目なんてなってくれたら「春の大舞台へ!」となりますが、2勝目を上げたとしても桜花賞に行くなら賞金的に3月にもう1戦必要。
それならと最大目標はその後の~と考えると~2400のゆりかもめ賞でも悪くないかも。
新馬戦しては遅すぎない展開で上がり34秒4で勝ったというのも、距離が伸びて良さそうに思えますしね。
33秒台で決着しそうな条件よりは。
まぁ次の競馬は2月、まだまだ先だなと思っていたらもう12月。
2ヶ月後にはと思ったら、山元TCで1ヶ月ちょいリフレッシュ&調整して、年明けて1週くらいして帰厩という感じでしょうか。
先走ってあれこれ考えたくなりますが、まずは年内は山元TCでゆっくりしてもらいましょう。
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