2歳馬キアレッツァが3戦目の競馬に出走しました。
馬体重は424キロで前走から6キロ増。
小柄な牝馬なので減ってるよりは増えている方がいいでしょう。
福島3Rの芝1200の未勝利戦。
3場開催の第3場ということもあり、タイトな午前中のレーススケジュールによって残念ながらパドック放映なし~。
なのでいきなりレースですが、6枠12番で後入れのゲート入り。
スタートで軽く飛び上がるように出てしまい行き脚もつかず後方から。
200m経ったところで馬群から離れた後方2番手でいきなり厳しい位置取り。
3コーナーで下がってきた8番の影響で鞍上の丸山騎手が手綱をグッと引く場面もあり、ポジションを上げられないまま残り600も過ぎ。
4コーナー、400過ぎでも後方3番手のまま、インコースからしきりにムチが入って直線へ。
内目の前方には8頭くらい走っていて、追い出せるスペースがなく、外に出そうか、切り替えて内を突いてとフラフラしながらもう残り100m。
結局競馬に参加したとは言い難い、直線でも進路がないまま10着に終わってしまいました・・。
18/11/17 萩原厩舎 |
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17日の福島競馬ではゆったりめのスタートから後方を追走。直線ではジリジリ伸びてくるが、前の勢いも止まらず10着。 「調教の感触から自信はあったのですが、スタートで行けずに流れに乗れませんでした。開催が進んで傷んできた馬場を気にすることもありませんでしたし、最後は脚を使って伸びようとしていただけに悔しいです。スタートで踏ん張れなかったようにもう少し体がパンとして力が備わってくれば勝てる力はあるので、これからに期待しています。申し訳ありませんでした」(丸山騎手) 「直線では頑張って伸びようとしているのですが、道中があの位置取りでは厳しかったですね。スタートで勢いをつけられなかった部分を見ても体力面の根本的な底上げが必要なのかなと感じさせられました。今日はそれなりに脚を使ってくれていますし、決して悪い馬ではないので、心身がもう少し成長してくれればと思います。今後についてですが、一度リセットした方がいいと考えていましたので、レース後の状態をよくチェックした上でそのまま天栄へ放牧に出す段取りを組んでいます」(萩原師) デビュー戦で好走を見せた舞台に移り前進を期待しましたが、スタートで後手を踏んだ影響は大きく流れに乗り切れませんでした。体がしっかりしてくれば通用する力はあるので、立て直しを図っての次走に期待したいところです。レース後は競馬場から直接NF天栄へ放牧に出し、当地での状態次第で今後の予定を決めていきます。 |
キャロット公式より |
丸山騎手のコメントはやはりというか、手綱を惹かされた場面や直線の進路取りについてはコメントなし。
まぁこういうところというか、うーん変わってないというか、騎手として腕が上がったと思っていた自分が間違いでした。
まぁキアレッツァ自身も1200のペースは流れに乗りきれないところがあります。
それをフォローして、レースに参加させてくれるほどのパートナーでもありませんでした。
距離的には1400・・あたりと思うと、しばらく関東圏でレースがありません。
萩原調教師は「体力面の根本的な底上げが必要」ということですが、使いながら底上げをしてくれるのか、期間を空けることで成長を促すのか。
まぁ後者なんですよね。
体力の底上げをするのも天栄でですし・・。
3戦を終えて結果が振るわないキアレッツァですが、まだまだこれから。
即天栄帰還ですし、色々とリセットしてから次ですね。