'17 アップライトスピン

2歳11月 日曜東京芝1800デビューへ!仕掛ければギアは上がりそうな走り

投稿日:2018年11月17日

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2歳馬アップライトスピン
いよいよ今週日曜の東京芝1800でデビューを迎えます。

個人的にはなぜ今日の芝1600・牝馬限定のほうじゃないの?という疑問がありましたが、その選択について池上調教師からコメントがありました。

18/11/14  池上厩舎
14日は美浦南Wコースで追い切りました(70秒7-54秒8-39秒9-13秒4)。
「血統的なものなどから若い頃は短めのほうになるかもしれないという話を牧場の方たちとしていたのですが、いざ入厩し、走りを見ているとゆとりのある条件のほうが好ましいように感じていました。体には緩さがあり、トビも大きい馬なので、理想は急かさなくていい距離、そして広いコースがベターと感じていたんです。使いつつ条件は変化していくかもしれませんが、最初はそういう観点からゆったりと走れるようにと考え、土曜日の東京の1600mではなく、福島の2000mでもなく、日曜日の東京の1800m戦で始動したいという考えに至りました。G1レースの裏にあたるため上位ジョッキーが留守にしているところでもあり、ここと力の入っている馬が普段より少ないのではないかというのも魅力と思い、クラブと相談してこの判断に至りました。そこで大野を確保できたので、今日の追い切りで彼に乗ってもらい、最終的なジャッジをくだしたいと考えていたんです。ウッドチップコースに入って、格上の馬を少し離れたところで見ながら同じ2歳馬とアップライトスピンが併せて追い切る内容です。格上の馬に並びかけるというものではなく、あくまで目標にして集中させながら2頭併せで伸ばすようにしたところ、動きは悪くはなく、仕掛ければギアは上がりそうな走りでした。ただ、チップの走りは決して得意ではなく、おそらく地を掴みやすい本馬場での走りのほうがもっといいタイプだとも思えます。大野も芯がまだ固まっていなそうと感想を抱いていましたし、やはり現状は急かす条件より少しでもゆとりを持った条件からスタートして、走りの質を高めていったほうがいいのではないかという判断に至りました。走らせている時は比較的穏やかでゆったりとできますが、カッとするスイッチも隠しているようなところがあるので、そのあたりをうまくコントロールしながらいい走りができるようにしていきたいですね。馬体重は475キロで、数字だけで言えば頼りなく思ってしまうのですが、追い切り前に一度跨って歩かせた時の感触は案外しっかりとしていたので、今くらいであればあまり数字は気にしなくていい状態のように感じました」(池上師)
18日の東京競馬(2歳新馬・芝1800m)に大野騎手で出走を予定しています。
キャロット公式より

な、長い(笑
でも細かく丁寧に説明してくれている感じは嫌いじゃないです。

日曜の1800の選択は、だいたいそうなのかなと思っていたことが書かれていたので、ここまで書いてくれたら日曜の芝1800だなと納得できます。
どこに書いてあるんだろうというくらい長い文章ですが(笑

デビューに向けての追い切りの時計は3本。
ともにウッドチップコースで55-40くらいのゆったり馬なりのものでしたが、いずれも併走馬を追走する形で同入。

最終追い切りはレースでも騎乗する大野騎手がまたがってのものでしたが、体の芯が固まっていなさそうと成長途上な感じはありつつも、動きは悪くなくギアは上がりそうな走りという評価。

枠は2枠2番。
フルゲート(18頭)に満たない11頭立てというのも好材料。
牡馬相手になりますが、芝でキレそうというタイプも少ないように思います。

アップライトスピンの走り自体、大トビでゆったり進められる条件がよさそうですし、理想は内のいいところで脚を溜めて(これが実は一番難しい・・)
東京の直線でギアの上がったディープ産駒らしい走りを見せてくれたらと期待したいです。

 

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