'17 グランヴィスタ

2歳10月 競馬は本当によくなってきたと思える時に向かっていければ

投稿日:2018年10月18日

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2歳馬グランヴィスタ(エルミラドールの16)です。

9月12日に北海道から天栄を経由して美浦に入厩。
9月21日にゲート試験合格。

その後の近況です。

18/9/26 NF天栄
26日にNF天栄へ放牧に出ました。
「入厩から試験までのごくわずかな期間でも肉体面の弱さ、未完成さが目立っていて、特に左のトモが気になり、いちばんは飛節後腫があってうまく可動できていないような印象を受けていたんです。過度な負担がかかってしまうと故障を誘発しそうに思えたので最初はゲート試験まで行けるかどうか不安に思うほどだったのですが、対応力を見せてくれ試験自体は無事に合格できました。その後の反動がないかを確認するために週明けまで時間をいただきましたが、ガタッと来るまででもありませんでした。ただし、トモは相変わらずで、それ以外にも前脚も部分的に浮腫みやすく不安定です。北海道にいるときもそうでしたが弱さがある現状でこのまま進めていくのは得策ではなく、やはり時間をしっかりとかけていったほうがいいと思えます。競馬は本当によくなってきたと思える時に向かっていければと思いますので、天栄での乗り込み状況を見ながら少しずつ目標を定めていければと考えています」(栗田徹師)
18/10/2 NF天栄
トレッドミル調整と周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン15~16秒のキャンター調整を取り入れています。
「ゲート試験を無事合格して先週放牧に出てきましたから、まずは様子を探るように少しずつ動かしていました。今は坂路に入る際にハロン15~16秒ほどのごく軽めのキャンター調整を行っていますが、正直左のトモがどこまで対応できるかなぁ…という感想を持っています。飛節後腫があるのですが、これはゲートをやったから出たというわけではなく、以前からじわじわと負担がかかってできてきたものだと思います。そのため、今後もその弱さを抱えているポイントには気を付けて進めて行きたいです」(天栄担当者)
18/10/9 NF天栄
トレッドミル調整と周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン15秒のキャンター調整を取り入れています。
「左トモに弱さを感じるだけに一気に進めていくのは得策でないと考えて、より慎重にゆっくりと立ち上げています。先週の登坂時は15~16秒ほどのハロンペースで動かしましたが、今週は15-15にアップするなど、無事を確認しながら1つずつ上げていければ理想的と考えています」(天栄担当者)
18/10/16 NF天栄
トレッドミル調整と周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。
「少しずつ進め出しており、今週は15-15を少し切り、徐々に14-14ベースに近づけていこうとしている段階です。弱さを抱えている左トモの状態は今のところ何とか保てており、引き続きしっかりとケアを施しながら前へと進めていけるようにしていきます」(天栄担当者)
キャロット公式より

ゲート試験合格のコメントで、栗田調教師から指摘されていた左トモ、左飛節の不安はコメントされていましたが、さらに入厩前後に飛節後腫ができていたとのこと。
これは入厩してゲートをやったからというものではなく「以前からじわじわと負担がかかってできてきたものだ」というものらしいです。

春先まではスムーズに進められていましたが、競馬に向かう体造りという段階で血統面の難しさがでてきたのかなという感じです。

弱さを抱えながら、時間をしっかりとかけて行って本当によくなったと思えたときに競馬へ向かっていくことになりました。
天栄でもケアをしながら慎重に進められていますが、その中で少しずつ負荷が高められている状況。

この調子だとデビューは年明けになるかな~という感じですが、引き続きじっくりと進めてもらって態勢が整ってくるのを待ちたいと思います。

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