3歳牡馬アランブレラです。
世代最後の未勝利戦に出走いたします。
18/9/26 尾関厩舎 |
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26日は美浦坂路で追い切りました(52秒9-38秒1-25秒1-12秒8)。 「先週の追い切りの動きはやや見劣りするものでしたし、機嫌が良くないような素振りも見せるところがあってどうかなと感じていました。それでバタバタしないようにレッドファルクスのようなしっかりとした古馬の後ろにつく形でちゃんと歩かせるようにしてみたところスムーズに歩けていましたし、稽古にも問題なく臨めました。先週は実戦に備えてコースで追いましたが反動面を考えるとその1回で済ませたいと思っていました。今回は坂路に戻して簑島ジョッキーを背にして動かしたところ、最後までしっかりとした脚取りで走れていましたね。これならばと思える動きだったのでホッとしています。あとは実戦へ行ってどうかでしょう。先ほども口にしたように機嫌と言いますかこの馬は気性が大きなカギを握ると思います。初戦はそのことを考えて芝のレースへ向かいましたが、今回は調整過程からして芝のレースには間に合わなかったので最後の最後に照準を絞って調整をしてきました。能力的には十分に足りると思っていますが、その能力をスムーズに発揮できるかどうかにかかっています。キャリア2戦目と簡単でないことは間違いありませんが、何とか対応して最後のチャンスをものにしてほしいです」(尾関師) 30日の中山競馬(3歳未勝利・ダ1800m)にルメール騎手で出走いたします。 |
キャロット公式より |
レースを迎える当週は坂路で52秒9の仕上げ。
水曜日の調教速報では”単走”となっていましたが、同時刻に53秒6の時計を出していた3歳500万下ハーグリーブスを追いかけてたもののかなと思っていたらそうでした。
キャロット公式によると0.7秒追走同入。
上がり1Fがアランブレラ12秒8に対して相手が12秒7、に少し引っかかりが。
先週の追い切りも、2歳新馬を相手に見劣りする動きと尾関調教師の冒頭コメントにありますが、もしかすると相手に並んだ時に課題がありそうな感じが。
初戦の競馬でもそれを感じましたが、先週、今週の追い切りでもそんな気配がありそうな気がします。
そんなところが「気性が大きなカギ」と言われるところかもしれませんが、まずそれを気にするにも、この1戦を勝ちきらなければ。
2戦目にして最後の最後の未勝利戦は中山ダート1800。
初のダート、初の雨(おそらく)、台風の影響で風も強いとなれば、なかなか厳しい条件下でのレースになるかもしれません。
最後の最後ですが相手には恵まれました。
16頭フルゲートに2頭除外馬が出ましたが、その1頭が人気になりそうだったオルフェーヴル産駒レヴァンテ。
最後の出走が9月1日の新潟で6着で優先権を取れなかったことで、今回のレースに抽選除外。
スーパー未勝利直前の未勝利戦を使って勝てず、優先権を取れずはこういう事態を招く可能性がありますね。まぁ後学のために。
相手15頭を見渡して、前走馬圏内が1頭いますが1着と1秒差。
こういうメンバーなので、もう好位を取りに行って自分の走りで決めるくらいのレースが理想かと思います。
後ろから行って不利を受けるような展開だけは避けたいです。
そのあたりはルメールさんにおまかせです。
理想的なレースぶりをするにも枠は外寄りが望ましいと思うので、まず明日の枠順確定を待ちます。
「能力的には十分に足りる」
ここで終わるような馬ではないと思うので、見ている方も緊張しますが、なんとか一番いい結果を手にしてもらいたいなと思います。
あ、何キロで出てくるかも注目です(笑