3歳牡馬アランブレラです。
2月の既走馬相手のデビュー戦を2着。
直後に球節に不安が出て北海道に戻してクリーニング手術。
7月後半に天栄に戻り、ついに、ようやく美浦に戻ってきました。
18/8/31 尾関厩舎 |
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31日に美浦トレセンへ帰厩しました。 |
18/9/6 尾関厩舎 |
5日は軽めの調整を行いました。6日は美浦坂路で追い切りました(54秒5-39秒6-25秒8-12秒8)。 「天栄でひと月ほどの期間乗ってもらったうえで先週末に美浦トレセンへ連れてきました。時間をかけてもらったと言ってもまだ仕上がり途上で、競馬へ向かうまでに時間と調教本数は必要そうに思えることから、中山の後半戦、おそらく最後に目標を置いて進めています。念のために最初は坂路での追い切りを課すようにしていますが、楽に上がってきています。ただし、体つきを見るとやはりまだ余裕があり、これからつくっていかなければいけないなと思う状態です。また、トモは弱さを感じる箇所なのでケアもしっかりと施しながら仕上げていきます」(尾関師) |
18/9/12 尾関厩舎 |
12日は美浦坂路で追い切りました(54秒7-39秒2-25秒0-12秒4)。 「先週の追い切り後にヘタるようなことはなく、脚元も異常なく来ていることを確認できたので、今朝も問題なく追い切っています。ジョッキーの黛に手伝ってもらいAコースをじっくりと走らせた後に坂路で時計を出しました。単走でしたが問題はなく、時計的に楽だったとはいえ良い感じで駆け上がって来ていましたね。黛に感触を確かめると、速いところはいいけれどAコースで乗っていると左手前の時よりも右手前の時のほうが窮屈に感じるということでした。問題というレベルではないものの左右差はあるようなので、可能な限り馬体のケアを行っていきますが、競馬の仕方はそういったことを踏まえて考えたほうがいいのかもしれませんね。再来週の競馬を目標に時間をかけて少しでも状態を上げていきたいです」(尾関師) 30日の中山競馬(3歳未勝利・ダ1800m)に出走を予定しています。 |
キャロット公式より |
戻ってきてからは美浦の坂路で時計を出していますが、
54秒台2本に今週は終い12秒4。
「楽に上がってきています」とあるように、
馬なりでこれくらいは軽く上がってこれちゃうような感じで、
7ヶ月ぶり、スーパー未勝利といえど普通に走れればという雰囲気。
目標は9月30日の中山ダ1800。
本当に最後の最後の3歳未勝利戦になります。
今日の追い切りに跨った黛騎手から「左手前に比べて右手前が窮屈に感じる」という尾関調教師のコメントがありました。
それについて「競馬の仕方はそういったことも踏まえて考える」ということなら、
ダート戦で先手を奪えればまだしも、
位置を取れなければ内で窮屈にならないように外からの追走。
初戦のような一気に位置を上げるまくりがまた見れるかもしれません。
まぁそんな競馬ぶりが想像できるほどポテンシャルを感じているので、
今日が2週前。
まずは無事に出走までたどり着いてもらえたらと思います。