先日の競馬で15着とここ2戦で状況が悪化してしまったエンジェルウィング。
その原因は精神面の立て直しが必要ということで北海道まで戻すことになりました。
5/16 NFしがらき |
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15日にNFしがらきへ放牧に出ました。 「先週は申し訳ありませんでした。トレセンへ帰厩してからは硬さが出るようなこともなく、いい状態で競馬に向かうことができたと思ったのですが、いざ競馬に行くとジョッキーがずっと促して追走に余裕がありませんでしたし、結局後方のままいいところなく終わってしまいました。距離や左回りではなく気持ちがまったく走る方へと向いていませんし、このまま続戦させるのも良くないでしょう。レース後は脚元など馬体の異常は見られませんでしたが、火曜日にいったんNFしがらきへ放牧に出させていただきました。この後はしっかりと立て直しを図るため、様子を見て北海道へと移動させる予定です」(牧田師) |
5/24 NF空港 |
18日にNF天栄へ移動しました。 19日にNF空港へ向けて移動しました。 ウォーキングマシンでの調整を行っています。 「先週末に天栄を経由して北海道に戻ってきています。近走の内容から精神的にいったんリセットが必要なのかなと考えていますので、しばらくは無理のないようリフレッシュ中心のメニューで対応していければと思います」(空港担当者) |
5/31 NF空港 |
ウォーキングマシンでの調整を行っています。 「しばらくは芯からリセットを図るために、軽めのメニューで対応していければと考えています。ここ2走の走りが能力とは思いませんし、良い状態に持っていけるようジックリと取り組んでいければと思います。馬体重は521キロです」(空港担当者) |
キャロット公式より |
ということで北海道まで戻って芯からのリセットを図ります。
3走前の500万下の牡馬混合戦。
その後、上のクラスでも活躍している牡馬を相手に最後までしっかり走っての4着は十分このクラス突破の能力を示していたと思います。
しかし、それまでのレースぶりからも最後までしっかり走りきれるレースができていたのが一転、近2走はスタートから走る方に気持ちが向かず、精神的な苦しさを感じる競馬が続いてしまいました。
陣営も牧場もまずは精神面をしっかり立て直すというところから取り組んでくれると思いますし、またいい走りができるように時間をかけてやってもらうしかないですね。