4戦目の競馬を迎えましたエンジェルウィング。
今日は競馬以外の用事があったので、
VANでパドックとレースを確認しました。
まずはパドックからチェック。
馬体重はプラス2キロの518キロ。
過去3戦続けて516キロでもまだ太いなぁと思っていましたが、
叩き3戦目で坂路でも十分動いていてまだ増えるのかと(笑
でも今回は前走まで感じていた馬体の緩い感じを受けず、
引き締まっているような感じに見えました。
使い減りした感じもなく牝馬でこれは逆に頼もしいわと。
ゲートは6番枠でしたが、
残り2頭から大外のガブリヨリが中々ゲートに寄ってくれず。
中で待たされる形になり、最後にゲートに入ったのが1番人気かい縲鰀
とツッコミいれてレースがスタート。
今日もゲートが開いてポンと好スタート。
促してハナを取りにいくかなと思いましたが、
外から緑の帽子2頭が速くハナはゆずる形に。
早めに1頭交わしに押しあげて道中2番手で追走。
後ろの馬群も固まって、最初の3Fが36秒5、遅い。
2番手に位置していたので、
前を交わせば大丈夫だろうの展開で4コーナー。
逃げているリンクスナナが軽快にコーナーリングするのに対し、
エンジェルウィングは大きな跳びで川田騎手が促して促して直線へ。
前と2、3馬身離れたところから追撃開始。
外からはルメール騎乗の1番人気タイセイビスタが馬体を併せてプレッシャーのかかる展開も、
これに怯まずに前を追いかけジリジリ差を詰めます。
坂を迎えて鈍ったリンクスナナに対して、
川田騎手が大きなアクションで右ムチが飛ぶと、
エンジェルウィングも大きな身体を大きく使った走りで真っ直ぐと伸びる!
見たかこれが前走からの進歩じゃぁ!
と一気に前を捉えきり、半馬身抜けたところがゴール!!
よっしゃー、と嬉しい初勝利になりました!
12/9 牧田厩舎 |
9日の阪神競馬では五分のスタートからスムーズに先行し、逃げた2着馬を見ながら進める。
4コーナーでいったん前に離されかけたが、追い出すとしっかり伸びて優勝。
「ありがとうございました。2着馬に楽な感じで逃げられて、4コーナーでちょっと離されかけたのは想定外だったのですが、1番人気のクリストフがつついてくれるような形になって最後までしっかり伸びてくれました。前走はササる癖が気になりましたが、ハミを替えてもらったことと、馬自身の成長で今日は気になりませんでした。多少硬さは出ているようですが、改めていい馬だと思いましたし、まだまだ上を目指せる器。今後が楽しみです」(川田騎手)
「休み明け3戦目で、多少硬さは出てくる頃でしたから、なんとかここは勝ちたいと思っていました。逃げた馬が楽だったので心配しましたが、追ってからの脚はしっかりしていましたし、力のあるところを見せてくれてホッとしました。ここまでコンスタントに使ってきていますので、このあとはいったん放牧に出す予定です」(牧田師)
大型牝馬で使いつつ良くなる期待はありましたが、一戦ごとにレースぶりも良化して、見事4戦目で待望の勝利を挙げてくれました。多少硬さが出てくる頃ということを考えても、今後に向けて大きな一勝です。ジョッキーも先々まで活躍を見込む逸材ですし、この後の放牧でさらに成長を促して行ければと思います。
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過去3戦を全て糧にしての今回の初勝利だったと思います。
継続して乗ってくれた川田騎手の助言を取り入れて、
牧田調教師をはじめとした厩舎スタッフによる日々の調教で課題に取り組み、
それがレースで一番いい形で結実する。
こうやって騎手を含めたまわりの人が勝利に向けて工夫してくれてると感じる中で、
馬もそれに応える走りで勝つというのは、
一口やってていちばん嬉しい勝利、最高です(笑
去年のいまごろに満口になる寸前に出資をした時に、
1つ勝って先々まで楽しませてくれそうな馬と思って出資をしたので、
まずは1つ勝ってくれてホッとしていますが、
「改めていい馬だと思いましたし、まだまだ上を目指せる器」
レース後のコメントで、初戦の福永騎手も、
川田騎手からも再三言ってもらえている『いい馬』コメント。
さらに、まだまだ上を目指せる器と言われたら、
募集時から100キロ近く成長した馬体は、
ただデカイだけじゃないぞと。
3歳牝馬、この路線といえば春の最後に大きなところもありますから、
それを目指せるようならとワクワクしてきます。
が先を考える前に、ここまで本当に馬は頑張ってくれたと思うので、
この後のしがらき放牧、ゆっくりと休んでもらいたいです。
そして、家に帰ったらあらためて録画したものをチェックしなおします(まだ帰宅途中…笑
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