しがらき放牧に出て2週間弱のストライクイーグル。
6月になって降級、500万下から再スタートです。
5/30 NFしがらき |
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軽めの調整を行っています。 「先週の金曜日にこちらへ到着しており、馬体に大きな異常がないことを確認して現在は角馬場で乗り出しています。東京への輸送も影響したのかレース後はだいぶ疲れがも出ていたようですから、軽く動かしつつまずはしっかりとリフレッシュさせていきたいと思います。馬体重は512キロです」(NFしがらき担当者) |
6/7 NFしがらき |
周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。 「角馬場で乗り出した後も馬体には反動がなかったので、周回コースでの軽いキャンターを開始し、週明けからは坂路での普通キャンターも取り入れています。完全に休ませると却って立ち上げる時がしんどいですし、ある程度の負荷をかけて緩めないようにしながら疲れを取っていってあげようと思います」(NFしがらき担当者) |
キャロット公式より |
いつも通り、順調に過ごしているようです(笑
さて、キャロットパーティーの関係者突撃シリーズ。
ストライクイーグルを管理する杉山調教師へ突撃編です。
ストライクイーグルでお世話になってます!
この間は東京で2着ありがとうございます!
「ありがとうございます。
3歳の時に小倉でレース前に除外になった経験があるように、
長距離輸送にリスクがある馬でしたが、
降級最後のタイミングだったので、今行くしかないかなと思って今回行ってみたんです」
いや、行ってもらいたいと思ってました!
「1着を取れれば最高だったんですけど、内容的には遠征して得られたものはあったかなと。
馬体重も少し減ってましたが、ジョッキーはこれくらいがいいんじゃないかと言ってました」
東京遠征を使って、疲れが出ちゃってる感じですか?
「栗東に帰ってきた時はだいぶ疲れてるなという感じだったんですが、
今週ノーザンしがらきさんへ見に行った時はだいぶ戻ってる感じでした」
「ただ、真夏に強いタイプでは縲怩スぶんない。
たぶんというより、もう間違いないと思うので」
それはやっぱり毛色とかですか?
「毛色もそうですし、気性ですね。
牝馬みたいにカッカしてる馬は夏でも堪えないんですけど、
男馬で普段のんびりしてる馬って結構夏に弱いんです」
イーグルは普段はのんびりしてるけど、
レース前はピリピリするところがある?
「追いきりとか競馬前のルーティンでレースを感じとるので、
レースが近づくとそういうところがあります」
1000万に上がってからは、
以前のように追走に苦労するところがあるのかな~と。
「やっぱり500万のペースと、1000万は違いますから、
500万で行けていても、というのはこの馬に限らずありますね」
今度はまたブリンカーを深めのものに変えたりとか?
「そうですね。最初はフルブリンカーという一番深いブリンカーをしていて、
結構効いてたと思うんですけど、
ここ最近微妙だなと思って、東京の時は浅めのものに変えたんです」
2100になってもうちょっと行けるかなと思ったんですけどね。
「スタートして100mくらいは行こうとしてたみたいなんですけど、
ジョッキーがテン乗りということもあって下げたというのもあったと思うんですけど」
スタートで挟まれるところもありましたしね。
「あそこらへんがもうちょっと馬のいく気に任せて行ければ、
もう1列前で競馬できてたらというのはありますね」
レース前半の進め方というのはありますけど、
最後はすごいいい脚を使ってくれますからね。
「持ち味としてはああいう競馬の方がいいのかなというのはありますね」
500万下に降級になって、どこか使えそうな条件ってありますか?
「一応考えてるのは、今週しがらきで見た状態では、
本格的に暑くなる前に行けそうなので、
左回り、せっかく東京を経験してますし、中京1週目ですね」
6月17日の東京(500万下ダ2100)って選択はなかったですか?
「続けて遠征っていうのは、真夏前とはいえ暑くなってますし、
あと500万下はブロック制で、関西馬が入るかどうかわからないんです。
一方、夏の中京は関西の持ち回りですし計算もできますからね」
(あ、ブロック制のことがあったか)
もうこれからもダートって感じですか?
「こういう場合、どこで芝を使うかって言われたら、
普通に考えたらダートで厳しくなってきたらですかね。
走り方自体は、いわゆる100%ダート馬という感じではないのかもしれません、
トビも大きいですし、手先が軽い走りをするので。
でも、それでも結局ダートだよねって馬も多いんですよね」
降級して、クラス戻して、その先も期待してます!
「はい、500万サクッと勝って、秋1000万でまた東京行きたいと思ってます」
(一般的な話で)1600万の壁ってやっぱりすごいそうですよね
「ありますね。でも、仮に上がったとしてもああいう脚質なんで、
まったく歯が立たない結果にはならないと思います。
条件が上がるほどペースが早くなりますので」
ペースが上がって、よりついていけないということは…
「そこは馬の成長次第ですね」
ということで、真面目な感じで色々と答えていただきました(笑
JRAの調教師の中で年齢が一番若い杉山調教師ですが、
声も意外と高い声質でした(笑
「はい、500万サクッと勝って」
と言われたときは思わず笑っちゃいました。
サクッと行ってください!みたいな(笑
前回の遠征の収穫はやはりとても大きく、
秋は東京のダ2100を主戦場にできるのは嬉しいです。
関東出者的にも(笑
真夏はダメそうということで、
間に合えば中京1週目のダート1900戦になりそうですが、
状態も戻ってきているようなので、問題なく向かえそうな感じ。
降級戦をサクッとクリアして、秋に備えられば最高です!