続いては先日初勝利をあげたキャロットのフェールデクール
です。
その初勝利、川崎での口取りから10日経ってない中での再会になりました。
スタッフの方が開口一番
「勝ってくれてよかったですね!最後は詰め寄られましたけど」
- 詰め寄ってきたのは同じノーザンファームさんの馬でしたね(笑
「はは(笑」
- 競馬場で見たときより既にふっくらしてる感じですね。
「今週497キロだったので、こっちに帰ってきたときも483キロくらいで。
こっちだと草とかも食べるのでちょっとお腹が膨らんで見えるというのはあります。
トレセンではえん麦とか濃厚飼料っていうんですかね、穀物主体なのでシュッと見える」
そうか。レイズとか天栄に戻るとよく500キロ超えるくらいに増えるなーと思ってましたが、
- 1つ勝ってくれて良かったです。
「1つ勝つのも大変ですもんね。
未勝利戦が終わりに近づいてくると無理して使わないとということもありますからね」
- 調教の良さが競馬で出せないと言われていて、
そのあたりって性格面が影響してるってことなんですかね?
「そういうところもあると思いますね。
あとは体の方もこれからもっと成長してしっかりしてくると思うんで、
余裕が出て動けるようになってくれば気持ち的にも楽になってくると思うんです。
競馬に行くと、他の馬の兼ね合いや展開もあると思いますが、
苦しくなった時でも体が鍛えられてしっかりしてくれば、
競馬でも自信を持って走ってくれると思います。」
「天栄の調教でも、併せても最後までいい手応えで上がってくるんですけどね。
調教は真面目でしっかり走りますし、
もうちょっと早く未勝利を勝ってもいいんじゃと思うくらいいい動きをしていたんです」
よく心身の成長といいますが、それは精神面、肉体面と別々のイメージでしたが、
- 中山のダート使った時はゲートも早くて、いいところに付けられて
勝てるかなっていうところからいい脚が使えなくてって負け方ですよね。
「今はまだ瞬時に反応するような、シュッとスピードを上げるというのが苦手なのかもしれませんが、
ああやって前々で運んで行って押し切ってくれる手応えではきてくれていますからね」
- 川崎では迫られてから、グッと伸びてくれましたもんね。
「馬もそういう走りで自信が付いたりすると思います」
- デビュー戦後、前脚が腫れてしまったということがあったと思うんですけど。
「疲れだとかなんらかの原因で、外傷とかトラブルはなかったんですが、
疲れか軽く捻ったりで腫れることもあるんですけど、
後になって引きずるようなものじゃなかったので、今は特に気にするようなところはないですね」
- やっぱりパワフルな馬体に見えるので、今はダートのほうがあってる感じですかね?
「そうですね~今の時点ではそういう感じはしますけど、
ダノンシャンティですし、また芝を使うかもしれませんね。
両方そこそこ走ってしてますしね」
- このあたり(肩)がモリッとしてますよね?
「そうですね。男の子ですけど、どっちかっていうと筋肉質で力強い感じで、
もうちょっと後ろの方も力強くなってくるとさらにいいって感じで。
まだ若いのでみんなそうなんですけど、後ろのほうが力強いってのも少ないんですけど」
- それは、後ろの踏み込みとかがってことですか?
「この馬がというわけではないんですが、ハミに頼って前で走ったほうが馬も楽で、
後ろも使ってバランスを起こすというのはどの馬もしんどいと思うんです。
後ろが強くなってそういう走りができればさらに良くなると思いますし、
そこは伸びしろとして成長していければと思います」
「まだ一応次は決まってないみたいなんですけど、
レースの疲れを回復させて、今はもう乗り込んでるんですが、
大きな問題もなく坂路にも入れ始めたところで順調は順調ですね。
まだしばらくこっちで乗り込んでいくと思います」
- 調教師の先生からもダ?芝?距離?
「帰ってきたばかりというのもあると思うんですが、
たまに高柳先生もいらっしゃるのでそういう話も出てくると思います」
- ダ1500を使って、距離的にはその前後というイメージですか?
「気性的にそんなに引っかかる感じでもないので、
勝手なイメージですけどダート1800くらいまで持ちそうですけどね」
- お姉ちゃん(ブランシェクール)はそんな感じですけど、似てるところありますか?
「お姉ちゃんは違う厩舎であれなんですけど、兄弟なので似てるとこはあると思います、
お父さんが違って、ダノンシャンティはマイルくらい。ダイワメジャーはもうちょっと長いのかな?
気性的には距離の融通が利きそうな手応えのようですね。
- レース終わるとイレこむ面もあると聞いてますが
「そういうところはあります。男の子なのでカッとするところはありますね」
- 以前見学時のイメージだとおっとりしてるイメージ
「男の子にしてはそこまで手がかかる感じではないです。
乗っててもそんなに問題という感じではなく、若さを見せる面はありますね」
実際、今回の見学でも、出てきたときに目から涙が流れてて
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