12戦目、1000万下2走目を迎えたキャロットのストライクイーグルです。
前走より1週早く帰厩し、負荷をかけて臨んだ今回のレース。
馬体重は4キロ減の496キロで意図通り絞れていました。
見た目はもうちょっと絞れそうなのは相変わらずですが(笑
TVでパドックの様子を確認しましたが、オッと。
これまでの無地黒のブリンカーから、キャロットデザインなものに変わってました。
パドック解説でも言ってましたが、雰囲気はいつも通りな感じでした。
3回目の阪神ダート2000mは芝スタート。
決して芝スタートが不得手とは思ってはいませんが、
今回は特にスタートから動いていかない感じのスタートに。
同じ勝負服のティンバレスがなんなく先頭を行く姿を羨ましく思いつつ、
イーグルは中段を追走。
まぁ、このあたりならいいかなと思ったんですが、
1コーナーを回るところで岡田騎手の手が動く感じに。
イヤな予感はしましたが、向こう正面に入っても手綱を押している様子で、
3コーナー手前から前のペースが上がっていく中で、
差を詰められない状況に。
後ろから上がってきたキングカヌヌに被される形になりながら、
これを逆に振り切りる形で直線に向きますが、
2番手で進めていたセセリが余力十分という感じで先頭に。
イーグルもジリジリと脚を使いますが、3着に上がるのが精一杯でした。
4/16 杉山厩舎 |
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16日の阪神競馬ではまずまずのスタートから道中は中団でレースを進める。 直線で外に出してから伸びてはいるが、前の馬を捕らえることはできず3着まで。 「もっと前に行くつもりでゲートを出てからも手綱をかなり押しているのですが、ズブくてなかなか進んでいこうとしないんです。気合いを入れてずっと促しながらの追走になってしまいましたし、道中はあの位置をキープするのが精一杯で…。最後は脚を使ってよく伸びてくれてはいるものの、今日は前の馬にいいペースで行かれてしまいました。どこかで手綱を抱えていられるようなもう少し落ち着いた流れなら結果もまた違ったかもしれません。うまく乗れずに申し訳ありませんでした」(岡田騎手) 今日はジョッキーがずっと促しながらの追走になってしまい、脚を溜める場面がありませんでした。どうしても展開に左右されてしまう馬ではありますが、直線でよく追い上げているようにこのクラスで力上位なのは明らかですし、何とかもうひと押しを期待したいところです。この後はトレセンに戻って馬体を確認してから検討していきます。 |
キャロット公式より |
まぁ、岡田騎手のコメント通り、今回はレース前半での行きっぷりがもう一つでした。
もともと超のつくくらいズブい馬で、
ブリンカー効果もあってレースぶりが改善されてきたところでしたが、
今回は、ブリンカーを着ける以前のような競馬ぶりでした。
んー、なんとなく感じたのはブリンカーに慣れちゃった?(笑
と思ったんですが、ラップを見てみると、イーグルなりには走っているかな?
もう一つ前で走るには、ステップアップが必要かなという感じでもありますね。
まぁ展開と位置取りを考えたら、最後はよく来ているほうですね。
今回は1000万下で優先権獲得となる3着には入ってくれましたので、
5月13日(土)の京都ダ1900の特別戦・蹴上特別という適鞍がありますし、
できれば降級前にもう一度1000万下で走ってもらいたいところ。
レース後の週中の更新に注目です。