安房特別 4着。納得がいかない気持ちの帰りの電車の中で、
まず、鞍上の丸山騎手のコメントがアップされました。
もし、レイズの出資者の方、レイズx丸山コンビを愛されている方で、
POGINFOあたりから流れ着いちゃったりして、たまたまご覧いただいてる方は、
この記事は、気分を害されることうけあいなので、
何を言ってるんだこの素人が!と思わないことに同意されてから、
よろしければ素人の戯れ言にお付き合いください。
4/2 上原厩舎 |
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2日の中山競馬ではスタートから出さずに最後方からの競馬。 折り合いがつく中で勝負どころより外から進出していくが、直線でよく詰めているものの4着まで。「馬が近くにいるとどうしても気持ちが乗りすぎて引っかかってしまうので、今日はあえて馬群から離して折り合い重視で運んだんです。その形がうまく行って今日は力まずにリラックスして走ることができていたんです。ポジションがもう一列前だとしても他の馬との距離があればいいのですが、そのあたりは状況次第なので正直難しさはあります。前にいた馬が少し早めに上がっていける馬ならば楽だったのですが、そういう馬ではなかったので自分から行くようにしました。折り合いがついたので手応えも楽で良かったのですが、4コーナーだけ逆手前になってしまってスピード減で直線へ向かうことになってしまったんです。勢いが再びついてからはよく伸びているだけに、そのあたりの走りが上達してくれればもっと楽に来ることができるのですが…。今日は展開が向かなかったことがいちばん大きいですし、力は示してくれていますから、何とか勝たせてあげたいです。チャンスをいただけましたし、結果で期待に応えたかったのですが、申し訳ありません」(丸山騎手) |
コメントを見た感想です。
馬が近くにいるとどうしても気持ちが乗りすぎて引っかかってしまう
→知ってる今日はあえて馬群から離して折り合い重視で運んだんです
→なぜ今日は力まずにリラックスして走ることができていた
→そりゃ、1頭だけ競馬に参加してないからね(怒そのあたりの走りが上達してくれればもっと楽に来ることができるのですが…
→馬のせい??いい走りに導くのが騎手、ってか調教師仕事してるの?今日は展開が向かなかったことがいちばん大きい
→あの競馬で展開向くことなんてそうそうないと思う結果で期待に応えたかったのですが、申し訳ありません
→定型文。何回繰り返すの
と、さらにイライラが増す内容。
イライラしすぎて…逆に笑えてくる感じに(笑
ほどなく、上原調教師のコメントもアップ。
さすがに、あの騎乗ぶりはないと指摘があるだろうなと期待。
4/2 上原厩舎 |
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「休みを挟んだことで馬もフレッシュになり、感じよく送り出すことができました。当日の雰囲気も良くてどれだけの走りを見せてくれるかと思ったんです。今日はこれまでの内容を丸山がよくよく考えてまわりから離す形で競馬をしたのですが、折り合いがついて上手に走れていました。前回は抜きにしてもここ最近はどうも力んでしまって精彩を欠く走りになっていたので、今日のようにリラックスして走れたのは大きいでしょうね。ただ、シチュエーションに左右されるのが悩ましいところです。例えば前のポジションだったとしても、今日の感じならまわりがいないことが落ち着いて走れる条件になってくるわけですからね…。力を示しているだけに悩ましく思いますが、またいい結果を出せるようにしたいです」(上原師) ここ最近は思うような走りができず歯がゆい思いをしていましたが、今回は本馬をよく知る丸山ジョッキーが見直しをしてくれリズム重視の走りをすることができました。勝つことはできませんでしたが、内容はここ数戦より明らかに良かったと思います。あとは展開やシチュエーションが合致してこの馬向きになってくれるかということがポイントになってしまうでしょう。負けて強しの競馬をしているのは確かだと思いますし、何とか結果を出せるように取り組んでいきます。今後につきましては、様子を見つつ目標や調整過程をどうするか決めていく予定です。 |
はぁ。
ダメだ…。騎手も調教師も今日の走りに納得しちゃってます。
結局、1年前の湾岸Sから、騎手も調教師も考え方が何一つ変わっておらず、
レイズが成長する機会が奪われてしまったというのが個人的な感想です。
1年前の湾岸Sの記事。
その前走のサンシャインSでスタートから、ゴールまでかかり通して走ってしまったことで、
陣営はいかに道中をリラックスして走らせることに重点をおき、
上原調教師は次のような指示を出しました。
極端な言い方をすればわざと出遅れさせてもいいから後ろよりじっくり進めてほしいと指示を出したんです。派手な出遅れこそしませんでしたが、うまくリズムを整えながら後ろより進めてくれましたね
このときは、一時の作戦としてはありと思いました。
ただ、根本的には、レースでかからないように、折り合いを覚えさせることこそ重要、
成長させることと思っていましたし、
勝利に近いところへ導くのが調教師の仕事だと思っていました。
ですが、陣営は、信夫山特別でもフルーツラインCでも、馬群から離す競馬を繰り返し、
自分はそのたびに展開待ちの競馬ではダメだと思ってきましたし、
いつ、課題に取り組んでくれるのかと思っていました。
年末の2度目のグッドラックハンデは、終始力んだ走りが再発。
この時「課題は課題のまま」とタイトルにした陣営にたいしての皮肉です。
その流れだったので、手替わりした前走は期待してました。
しかし、特殊なレース展開に翻弄され参考外の1戦に。
テン乗りのベリー騎手にも
「レースに行くとちょっと気持ちが入り過ぎるようなところがありました。」
と指摘される始末。
そして、今回。
丸山騎手に戻り、見せられた競馬が、1年前と何も変わっていない競馬。
調教師も納得してしまっていることに、
この環境では、もうこれ以上の進展は望めないのかなとすら感じました。
去年、チャームクォークに出資したことで、
半兄のストレンジクォークの近況も注目していますが、
今年の1月のコメントに、こんなコメントがありました。
1/13 NF天栄
今回はひそかに積極的な調整をしていたんです。確かに普段の様子から後ろ向きなところがあり、ちょっとしたことにビビってしまったり、敏感になって立ち上がったりもしていたんです。森林馬道へ行った時もそうで、結構大変ではありました。ただ、だからと言ってそれを避けていてはいつまで経っても変わらないので、あえて馬が経験していないようなこと、馬場へのルートなども慣れていないところを通るなどして行ったら、最初のうちは繊細になっていたけれど段々と自信がついてきたのでしょう。動じずにこなすことができていました。もしかしたらその自信がレース本番でも発揮できるようになっていたのかもしれませんね。(小島良助手)
このコメントを見たときに、素直に羨ましいなと思いました。
レイズにもこういう積極的なアプローチが必要と思っているからです。
ストレンジクォークは、今年に入って1000万を卒業し、
前走の1600万も僅差の2着で、オープン目前と、しっかり結果を出しています。
陣営に対しては、これぞプロのお仕事、感じさせられます。
丸山騎手も、上原調教師も、やけに結果を、いい結果をと言ってくれますが、
いい結果は、いい準備、過程を経て得られるもので、
自分には、この1年の経過から、いい結果を求めて仕事をしているようには思えないです。
自分の仕事に置き換えたら、完全にC評価、D評価くらっても仕方ないです。
敏感な部分、課題は放っておいて、楽なほう、楽なほうを選んでるとしか思えません。
はぁ。
とりあえず、陣営が今回の結果をどう受け止めて、次の競馬へ向かうのか。
こちらも、過剰な期待はせず、フラットに見守るしかないんですけどね。