さぁ、今更レイズアスピリットのグッドラックハンデを振り返ります。
今年のことは今年の内に。
ということで、レイズを見るのは湾岸S以来、2度目の現地応援でした。
当然、有馬記念当日でしたが、運良く指定席が当たったので、
お昼前くらいからゆったり到着。
中山競馬場の指定席引き換え所がわからず、人混みの中をかき分けかき分け。。
やっぱり指定席エリアに入ると、それまでの人の密度がウソのような
快適空間が・・・しかも中山の指定は室内で温かいんだから・・助かりました。
グッドラックハンデのパドック。
人混みに再度突入する体力がなく横着して指定席エリアから。
476キロ。前走からプラス4キロ。
前走太めから増えましたが、中身が違うとかそういうことなんでしょう。たぶん。
丸山騎手が騎乗しても集中しているように見えました。
もともとパドックではあまりうるさい感じはないですからね。
適当に撮ってみたらだれか写ってるかなと望遠で撮ってみると、
上原調教師を発見。レイズをチェックしてるはずです。
返し馬は入場してすぐ1コーナーからスタート地点に行ったので、
遠目でしたが、特に問題なく返し馬も行えたようです。
結果は・・4着でした。
まずは公式のコメントを。
12/27 上原厩舎 |
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27日の中山競馬では後方で力むところをなだめつつ進め、勝負どころから外より上がっていって直線でいったん先頭に立つ。そのまま粘りたかったが後続に勢 いに屈して4着。 「体は増えていたものの乗った感じにまったく重々しさはなく、時間をかけてトレセンで乗り込んでもらっていい状態でレースへ臨めるように 送り出してもらえたことを実感していました。雰囲気も良かったのですが、スタートしてぶつけられてしまって、そこから一気に力んでしまいました。以前勝た せてもらっていた時のようなふわーっとリラックスして走らせることがいいときの走りなのですが、終始力んでしまいました。外枠で前に壁も作れず、正直厳しかったです。以前、中山で引っかかった時よりはまだいいのですが、普段とレースとでまったく変わってしまうところがあるので、その課題を克服しないと例えこのクラスを勝てたとしても上のクラスで苦しくなってしまいますし、何とか現状を乗り越えて欲しいです。大好きな馬なのでいい結果を出したかったのですが、そのように導けなくて本当に申し訳ありません」(丸山騎手) 「しっかりと乗り込んできましたし、状態はここ最近の中でも特に良かったと思っていまし た。それなのでここは是非とも連覇を達成して欲しいと思っていました。返し馬まではわりとリラックスして走っていたように思ったのですが、道中はちょっと力んでいましたね。それでも先頭に立つくらいですから力が上なのは確かなのですが、やはり消耗が最後に響いたのではないでしょうか。今年後半はなかなかいい競馬をお見せできなくて申し訳ありませんでした。何とか来年巻き返すことができるようにしていきたいですし、今後をどうするかも含めてよく確認してから次へ向かっていきたいと思っています」(上原師) 実績上位の馬ですし、重さの残った前回を叩いて臨んだ今回は期待がより高まりました。それだけに連覇という偉業達成を望んでいただけに悔しい限りです。力は示しているのですが、課題が浮き彫りになっているのは確かだと思いますし、何とか少しずつでも修正して いって再び勝利を目指していきます。 今後、続戦するか放牧にするかは馬の様子を年明けまで見て判断していきます。
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このあとはあまり書きたくないこと書きます(笑
まず「スタートでぶつけられた」という件は、
パトロールビデオを見るとたしかに、10番が外にヨレてそれが外に波及して
12番がレイズに接触しています。
そこから一気に力んだというように、丸山騎手の腕が終始突っ張ってます。
ポジションはいつもの最後方ではなく中団で。
しかし、終始外外を回る競馬に。
1000m通過は(たしか)62秒8くらい。
スローペースでかかり気味で終始外を回る・・3月のサンシャインS(4着)がよぎりました。
向こう正面でポジションを上げていきましたが、
丸山騎手の腕は突っ張ったまま。。
抑えて抑えてコーナーに入り、4角前では先行勢を捉えるような位置で直線へ。
坂下では一瞬先頭に立ち、「そのまま押し切ってくれ」と願いましたが、
後方の勢いがよく3頭に交わされての4着でした。
ほんとにサンシャインSのリプレイを見るかのような負け方をしてしまいました。
丸山騎手のいう「普段とレースとでまったく変わってしまうところがある」課題。
たしかに、そういう難しさのある馬だとわかっています。
3月のサンシャインSで道中かかり通しで走りきってしまう課題が露呈しました。
その課題を克服するためには、レースで折り合いをつける工夫をして、
経験させて克服するしかないということだと思っていました。
ただ、その後の湾岸SからフルーツラインCまでの3戦でとった戦法は、
スタートから最後方まで下げ、道中はレースと関係のない、馬群から離したところで進め
コーナーで捲り上がって直線勝負にかけるというものでした。
正直、いつも、このレースぶりでいいのかなと思っていました。
レイズの気のままに走ることを優先して、レースに参加しているとは言いがたい内容でした。
「外枠で前に壁も作れず、正直厳しかったです」とコメントがありますが、
今年、ただの一度も、前に壁を作るような競馬をしていません。
そういう競馬を選択せず、経験してこなかったツケが、
結局今年初戦と同じ負け方を喫するという今回の結果に繋がってしまったと思います。
ということで、課題が露呈した初戦からなにも進展のないまま1年終わってしまった。
そういう思いが強いです。
もし来年も同じことを繰り返すようならば、このクラスの着拾いで終わってしまいそうです。
そうならないよう巻き返して欲しいです。