今日のきさらぎ賞。
キャロットのルージュバックが、
2歳の秋に東京で圧巻の走りを見せていましたが、
3歳初戦、牡馬の一線級を相手に完勝。
桜花賞は、ルージュバック が抜けた評価になりそうですが、
クルミナルもまだまだ隠されたギアがありそうなので、
桜花賞、無敗対決でいい勝負ができそうな気がします。
さて、クルミナルのエルフィンS後の公式コメントに触れておきます。
2/7 須貝厩舎
7日の京都競馬ではゆっくり目のスタートもジワッと動いて好位の後ろを追走。
直線半ばで追い出すとしっかり伸びて優勝。
「ありがとうございました。いや、本当に強いです。
直線最後もまだ伸びる感じでしたからね。
返し馬は一度経験している分、逆に嫌がりそうな気配でしたから、
気分を損ねないように慎重に走らせました。
道中は両サイドからプレッシャーを受けるキツい展開でしたが、
かかるところはありませんでしたし、とにかく乗りやすかったです。
直線、試しに1、2回ステッキを入れてみたのですが、
それも問題ありませんでした。距離はもっとあって大丈夫。
これからがとても楽しみです」(池添騎手)
「ありがとうございました。当初お伝えしていた予定を急きょ前倒しして
ここを使うことにしたのですから、なんとか結果を出さなくてはと思っていたので、
本当にホッとしました。
とにかく高い能力があるのは分かっているわけですし、
大事に行きたい。桜花賞に向けて、一戦挟むかひと息入れるかなど、
まずはトレセンに戻って数日はしっかり状態を見て考えたいと思います」(須貝師)
新馬戦の鮮やかな勝利をそのままなぞるような、
素晴らしい瞬発力を発揮してくれました。
これでクラシックロードもはっきりと見えてきましたし、
これからの活躍がますます楽しみです。
このあとはトレセンに戻って馬体を確認してから検討します。
はい、新馬の時と同じように
池添J&須貝調教師の熱いコメントいただきました。
「試しにステッキ」って、
ステッキ不要な手応えで、経験させるために使いました、といったこのコメント。
須貝調教師のコメントから、
「一息入れて、桜花賞に直行」か、
「(おそらく)チューリップ賞を挟む」かの2択になりそうです。
2戦続けて末脚を活かす展開となり、
個人的には馬体の消耗度は少ないと見ますが、
そのあたりは的確に判断してくれるでしょう。
次走の決定に大注目です。