'17 グランヴィスタ

2歳12月 年末デビューを目標に帰厩~反動を見極めながらの調整

投稿日:2018年12月7日

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2歳馬グランヴィスタです。

この世代でデビューを待つ最後の1頭。
3頭連続で新馬勝ちが続いているので、最後のグランヴィスタも是非続いてもらいたいところです。

11月27日に年末デビューを目指して美浦に帰厩しています。

18/11/28  栗田徹厩舎
28日は軽めの調整を行いました。
「最短で年内デビューを検討できそうな状況と天栄から聞いていたので、さっそく火曜日に入厩させることにしました。詳細に関してはこれから調整を進めていっての判断になりますが、おそらく最後のほうの番組を見ていくことになるでしょう。今日から動かしていますがちょっとテンションの高さが目立つので、少しでも落ち着かせてから調整を進めていきたいです」(栗田徹師)
18/12/5  栗田徹厩舎
5日は軽めの調整を行いました。
「入厩して数日はじっくりと動かすことに専念して、週末からピッチを上げていくことにしたんです。それで土曜日にウッドチップコースで終い重点でじわっと動かしてみたところ、それなりには動けていて悪くないかなと思えたものの、翌日の歩様があまり良くなかったんです。初入厩前から左の飛節は後腫になっていて疲れやすさがあり、そのためトモの送りも気にはなっていたのですが、強めの負荷をかけると反動がストレートに出てしまうようです。トモだけでなく左前脚の膝もかばうためか熱感が出たりするため、気を付けながら接していく必要があります。少し楽をさせれば症状もいくらか緩和するので、慎重に様子を見ながら少しずつでも前進をさせていかなければいけないのですが、もしひどくなるようだと場合によっては無理をしない判断をくだす必要があるでしょう」(栗田徹師)
18/12/6  栗田徹厩舎
6日は美浦南Wコースで追い切りました(69秒7-54秒0-40秒2-13秒5)。
「強めの調教をかけてから歩様が悪くなりましたが、2~3日経ってようやく緩和されてきたという状況で、今朝は悪くないかなと思えたので追い切ってみることにしました。飛節への負担を考えると美浦の坂路で強いところはやりにくいのでコースで行うことにし、3頭隊列の2番手を進み、直線では両サイドに馬がいる形でも頑張っていましたね。走り自体は悪くなかったと思いますので、このあとどう変化するかがポイントでしょう。強いところの後に続けて歩様が悪くなるようなどさすがに無理はできないかな…と思うので、この後の状態をしっかりと見極めてこのまま進めていけるかどうか判断します」(栗田徹師)
キャロット公式より

が、やはりポイントとなる左の飛節後腫、そしてそこをかばうように左前膝にも負担が出ているようです。

先週末にウッドチップコースの外目を4F57秒1ー13秒3を馬なりで。
それくらいのじわっとした時計でも反動が出てしまったということなので、なかなか難しい調整になっています。

そして6日に5Fからの追い切り。
3頭併せの真ん中で時計だけ見れば動けていて悪くないかなという印象。

なのでポイントは明日、週末にかけて再度反動が出ないかというところでしょう。
ここを乗り越えてなんとかデビューに向けて進めてもらいたいなと思いますが~頑張ってもらいたいです^^;

ちょうど昨日、こんな記事を見たんですよね。
www.sponichi.co.jp/gamble/news/2018/12/06/kiji/20181205s00004146316000c.html

藤沢調教師の記事で、追い切りの主舞台をWコースからポリトラックへ移行したというもの。
確かに、キャロット所属馬の先週、今週の週中の追い切りはポリトラックで行われています。
馬に合わせてとかじゃなくて、全て変えちゃうというのがすごいと思いますが。

・今のサラブレッドは馬車馬みたいに余計な負荷をかけてビシバシ追わなくても走るんだよ
・鉄下駄履かせた姿三四郎みたいな時代遅れの稽古を無理強いしてると、馬にパワハラで訴えられるぞ

はは、さすがは名伯楽の藤沢調教師、面白いこと言いますね(笑

まぁグランヴィスタが反動云々という話があったので、この記事を見たことがすぐ結びつきましたが、今週を乗り越えたら、デビューまでの主追い切りはポリトラックで行うなどの手があったもいいんじゃないかなと思います。

まぁまずは、明日以降の状態を見極めてからの話になりますね。

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