[フェールデクール] 3歳5月様子見の帰厩 | さいぱんの一口馬主ブログ

3歳5月様子見の帰厩

投稿日：2017年5月6日

4月に地方交流で初勝利をあげたキャロットのフェールデクール。
中旬に天栄見学に行った時も元気でしたが、
その後、脚元の不安が出て様子見の帰厩になってます。

パーフェクト種牡馬辞典2020-2021

4/18 　NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン１４～１５秒のキャンター調整を取り入れています。「先週は楽をさせてレース後のケアを行っていましたが、特に大きな問題はなさそうで乗る分には支障がないかなと思えました。それで徐々に動かし出し、今朝は１５－１５前後の調教を課しています。毛ヅヤ等もっと良くしたいと思う部分はありますけれど、動かしていって悪くなることはなさそうなので、このまま前へ向かって進めていきたいですね」（天栄担当者）
4/25 　NF天栄
ウォーキングマシン調整を行っています。「帰ってきてからの肌ツヤは良化の余地を残している状態でしたけれど、乗り進めていく分には問題なさそうな状況でしたので無理のない程度に動かしていたんです。しかし、週末に右前脚に疲れが出て、裏が少しモヤモヤしている状況です。初戦を走った後にも一度同じことがあったと思うのですが、その時と同じく今回も右前脚なので慎重に見ていかなければいけないと思っています。ご心配をおかけして申し訳ありません」（天栄担当者）
4/29 　高柳瑞厩舎
２９日に美浦トレセンへ帰厩しました。「右前脚がモヤモヤしていて腫れも出てきていましたので炎症を抑えるように治療していました。その分だけ外見は悪くないものになっています。しかし、不安がなくなったわけではないですから先日来場した北海道の獣医師や高柳調教師とも話をしたところ、以前診てもらったこともありますし、一度美浦に入れて現地で様子を見ていくという話になりました。順調な形で送り出すことができなくて本当に申し訳ありません」（天栄担当者）
5/3 　高柳瑞厩舎
３日は軽めの調整を行いました。「天栄での調整中に脚元に疲れが出たということでした。その話を受けてすぐに見に行ったのですが、その時は治療の効果もあってそこまで目立った状態ではなかったのですが、気になっていたのが裏部分だったので、慎重に見ていくべきだろうということ、そして以前のレース後に腫れが出たことのある箇所でもありましたので、こちらの獣医師の見解も聞きつつ確認をしていったほうがいいだろうということになり、先週末に入厩させていただきました。入ってきてからですが、まず体調のほうは問題ありません。肝心の脚のほうですが、そこまで熱もなければ目立った腫れも見られません。ただ、よく触ると若干張りはある状態ですので、今は経過観察しているんです。負担になるような調教はもちろん行っていませんが、軽く動かしながら変化を見ている状況です。もうしばらくはこのまま探っていきます」（高柳瑞師）
キャロット公式より

天栄見学時にも気になって話を聞いた右前脚の件。

－デビュー戦後、前脚が腫れてしまったということがあったと思うんですけど。

「疲れだとかなんらかの原因で、外傷とかトラブルはなかったんですが、
疲れか軽く捻ったりで腫れることもあるんですけど、
後になって引きずるようなものじゃなかったので、今は特に気にするようなところはないですね」

と、見学時には特に問題はないようでしたが、
その2週間後に、デビュー戦後と同じ箇所がモヤモヤと腫れてしまったということです。

しかし、高柳調教師もすぐに天栄に駆けつけてくれるんですね。
調教師なら当たり前かもしれませんが、嬉しいことです。

で、美浦に戻して様子を探っているという状況ですが、
炎症を抑えるような治療が施されてからは、熱も腫れもない状況が続いているようです。

デビュー戦後に腫れた時も、ぶり返すことはなく2ヶ月後にはレースに出てましたから、
今回もこのままなんとか快方に向かってくれればと思います。

ここで天栄で撮った写真を何枚か。